chapter5 ページ6
「あ!今日Aサンドイッチなんだね!おいしそう。」
「うん、なんか作ってみたくなって。」
ポアロのには負けるけど、自分的には満足のいく出来栄えだ。
「もしかして、安室さんのサンドイッチ食べたから…?」
そう言って口元に手をやりニヤニヤとする園子。
「そうなの?!Aちゃん!!」
そんな蘭ちゃんまで目キラキラさせないでよ…
「確かに感銘は受けたけど、悪魔でサンドイッチにだからね。サンドイッチ!!」
「はいはい、わかったわかった。」
この子はほんとに…。
新一くんのことでいつも弄られてる蘭の気持ちが少しわかったわ…。
あっという間に放課後になり、私は駅前の本屋に寄りたかったので蘭たちとは学校で別れた。
欲しかった新刊も買えて満足しながら本屋をでると、
「…うそでしょ。」
いつ頃降り出したのだろうか。
外は大雨。
察しがつくだろうに、私は傘を持っていない。
折り畳み傘くらい持っとけよ自分…!!
どうしよう。
走って帰る?それとも止むまで待つ?
でも止みそうにないし…
そう私が悩んで本屋の前で立ち尽くしていると、
「__Aさん、でしたよね?」
どこかで聞いたことのある声が後方から聞こえてきて、私が恐る恐る振り返るとそこにはやはり
「安室、さん……」
あの金髪イケメン男が案の定ニコニコしながら立っていた。
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なみだうさぎ(プロフ) - 奈緒さん» 言われてみればそうですね!!アドバイスありがとうございます! (2018年7月30日 14時) (レス) id: e3d8bdb6e6 (このIDを非表示/違反報告)
奈緒(プロフ) - 漫画の表記だとサンドウィッチではなくサンドイッチかと。めんどくさいこと言ってすいません! (2018年7月27日 0時) (レス) id: fb11a646af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よもぎ | 作成日時:2018年6月4日 1時