chapter32 ページ34
もうすっかり辺りは薄暗くなり、昼間はあんなにいた家族連れもほとんどいなくなった。
明日はお互いバイトがあるってことで、そろそろ帰ることにした。
行きと同じように安室さんの車に乗り込む。
するとすぐに車は発進した。
「あの、今日は何から何までありがとうございました…。」
迷子になって迷惑かけたのにもかかわらず、私が可愛いと言ったキーホルダーをさらっとプレゼントしてくれたし、車の送迎まで…。
なんか本当の彼女でもないのに気使わせてばっかりで、さすがに申し訳ない。
「いえいえ。全て僕がしたくてしたことなので、気にしないでください。」
はぁ…。こういうこと、本当の彼女でもない女に言っちゃうんだもんなぁ。
「…安室さんって、女の扱い方上手ですよね。」
今まで一体何人彼女いたんだろう。
なんか、想像しただけですごそう…。
「そんなことないですよ。
＿＿今日みたいなデートも、初めてですし。」
え
え？
「…それ、本気で言ってます？」
ウソでしょ、そんなわけないじゃんこんな完璧男子が＿＿＿
「どうして嘘をつく必要があるんですか？」
と言ってきょとんとしてる。
…これはマジレスだ。
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なみだうさぎ(プロフ) - 奈緒さん» 言われてみればそうですね！！アドバイスありがとうございます！ (2018年7月30日 14時) (
レス) id: e3d8bdb6e6 (このIDを非表示/違反報告)
奈緒(プロフ) - 漫画の表記だとサンドウィッチではなくサンドイッチかと。めんどくさいこと言ってすいません！ (2018年7月27日 0時) (レス) id: fb11a646af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よもぎ | 作成日時：2018年6月4日 1時
