chapter28 ページ29
安室さんとはぐれてから約30分。
はぐれてからすぐ電話したが安室さんは出ず、もともと充電がなかったためすぐに電源が落ちてしまった。
ほんと最悪すぎる…。
こんな漫画みたいな展開ってあるのね。
こういうの読むと毎回毎回なんで電源切れるのって思ってたけどほんとにあるのね…！
「はぁ…めっちゃ嫌だけどしょうがない…」
諦めて迷子センターに行くしかない。
高校生にもなって放送で名前呼ばれるのめっちゃ恥ずかしいし嫌だけど…。
迷子センターの位置を地図で確認し、そこを目指して歩いていると視界にどこか懐かしさを放つものが映った。
思わず足を止める。
＿＿＿クラゲ館。
「少しだけなら…いいよね？」
私は不思議とそこに吸い込まれるように入っていった。
奥に進んでいくと、色々な色でライトアップされたクラゲの水槽がずらっと並んでいた。
どれも綺麗で、色によって受ける印象がまったく違った。
「かわいい…」
クラゲはプカプカ浮こうと頑張っている。
それをずっと見ていると、どこからか懐かしい思い出が蘇ってきた。
『クラゲさんかわいいね。』
『そうだな。』
これって、小さい頃の私？
この頃かりクラゲ好きだったのかなぁ。
というか、隣の男の子は一体＿＿？
「＿＿＿やはりここでしたか。」
声に驚いて後ろを振り向くと、見慣れたあの人の姿があった。
「安室さん＿＿＿」
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なみだうさぎ(プロフ) - 奈緒さん» 言われてみればそうですね！！アドバイスありがとうございます！ (2018年7月30日 14時) (
レス) id: e3d8bdb6e6 (このIDを非表示/違反報告)
奈緒(プロフ) - 漫画の表記だとサンドウィッチではなくサンドイッチかと。めんどくさいこと言ってすいません！ (2018年7月27日 0時) (レス) id: fb11a646af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よもぎ | 作成日時：2018年6月4日 1時
