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chapter11 ページ12

「なぜAさんがここに?」



賄いに釣られた私は、その日の翌日にお仕事内容を教えてもらうことになっていた。

当然お店には安室さんがいて、私がポアロで働くということを伝えるといつものように微笑んだ。




「そういうことでしたか!よろしくお願いします。」

「こちらこそ、よろしくお願いします。」



ぺこりと頭を下げる。

すると安室さんはニコニコとしたままこんなことを言ってきた。



「もしかして、もう僕のこと苦手じゃなくなったんですか?」

「…なくなってません。」



そういえばそうだよ私。

苦手なくせに、しかも本人にも言っちゃってるのにも関わらず一緒に働くとかどんな勇者だよ。


いくら賄いに釣られたとはいえ、これは安室さんにもちょっとだけ申し訳ない。



それとも、そこまで苦手じゃない……?




「あら、前よりなんか2人とも仲良くなってません?!」



梓さん何を言い出すんですか。

目をキラキラさせないでください。




「そんなことないで__「そうなんですよ。」



ん?



「職場も一緒になったことですし、もっとAさんと仲良くなれるようにがんばりますね。」


「せいぜい頑張ってください。」




ニコッとマネして私も笑ってみた。

すごく顔が引きつっているのが自分でもわかる。




やっぱり私は安室さんが苦手らしい。

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なみだうさぎ(プロフ) - 奈緒さん» 言われてみればそうですね!!アドバイスありがとうございます! (2018年7月30日 14時) (レス) id: e3d8bdb6e6 (このIDを非表示/違反報告)
奈緒(プロフ) - 漫画の表記だとサンドウィッチではなくサンドイッチかと。めんどくさいこと言ってすいません! (2018年7月27日 0時) (レス) id: fb11a646af (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:よもぎ | 作成日時:2018年6月4日 1時

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