GHOST ZONE

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近所迷惑過ぎる…
勝利もマリウスも半泣きで叫んだ松島を見て苦笑いだ。

それよりも…

この状況は何だ？
松島の叫びに驚いたらしい中島…

俺…何故か中島に抱きつかれてます


「な、中島？」

中「ご、ごめ…。まっちゃんの声に驚いて…」


とりあえず落ち着かせるために中島の肩に手を置いた時…


ぞわっ


思わず手を引く。


「え…」

中「な、なに？」

「いや…別に…」


恐ろしく冷たく感じる中島の体。
以前にも感じたことのある冷たさ。

まさか…だよな…

ぞわぞわする自分の体に対して知らないふりをする。
こっちに気づいた勝利が「ふまけんしてるー！」とニヤニヤしているが無視だ。
マリウスに関しては「ケンティー怖がりだ！」と自分より怖がっている中島をみて驚いている。
松島に関しては自分のことで精一杯だ。
俺も中島も特にリアクションしないからか、マリウスが次の話を始める。


マ「…だからね、後には気をつけなきゃダメなんだよ？ほら…聡ちゃんの後にも…」

松「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！」


マリウスの怖い話も安定のリアクションで終わった。
そろそろ話もネタも尽きてきたみたいで。


勝「ふぅ…そろそろ終わりにする？」


言い出しっぺの勝利もネタが尽きたらしい。


勝「聡くん五月蝿すぎるからそろそろご近所さんに悪いよね？」

松「え？その理由なの！？」

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