検索窓
今日:31 hit、昨日:15 hit、合計:954,727 hit

5_帰還 ページ7

帰還したのは良いけど....


『暇〜!!』


義勇は俺の代わりにお館様への報告に行ってるから居ねぇし



これからどうしようかな....




その瞬間、ふいに肩を叩かれた




『ん?』



振り返った先に居たのは




実弥だった



『どしたの?実弥?』



実弥「これから俺の屋敷の道場に行くんだけどよぉ、一緒に行かねぇか?稽古付けてやっても良いぜ」





最近鍛錬怠ってたからな〜



それも良いかもしれない



『行く!!』









不死川邸 道場



実弥「おいおいA...!!全然腰が入ってねえぞ!!」



『はい!!』



実弥の稽古はいつもスパルタだ



まぁそのおかげで強くなれるんだけどね


実弥「おいおい、稽古中に考え事とは随分余裕だなァ?」


『しまった....!!』



気づいた時には既に遅し



実弥の竹刀が俺の目の前まできていた



このままでは危ない


咄嗟に受け身をとる



実弥「(あの体制から受け身を....やるじゃねぇか)」



『ハァハァ....疲れた』


実弥とやるといつも負けちゃうな〜


もっと強くならなきゃ



実弥「そろそろ休憩するか」




そう言って運ばれてきたのはおはぎだった



実は実弥、Aが甘党なのを把握済みであった



そして甘味を用意し、タイミングを見計らって稽古に誘ったという訳だ



全ては実弥の計画通りであった








『うんまぁ〜♥』


幸せそうに頬張るA


実弥「(可愛いなこいつ....)」









そして実弥は見てしまった







Aの頬に付く餡子を




実弥「おいA、付いてるぞ」



実弥はAの頬に付いた餡子を取って、ぺろりと舐めた



『あ....ありがとう...///』




餡子を頬に付けておはぎを頬張っていたAは羞恥心で一杯だった



そして実弥はAの照れ顔に心臓を撃ち抜かれたのだった

6_衝撃発表→←4_それから2人は



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (311 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
830人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 男主 , 愛され
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

きのちくわ - イラスト見れないです… (2021年7月22日 22時) (レス) id: 0614e5eebb (このIDを非表示/違反報告)
June - 素敵な文章にいつも心がときめいてしまいます!良ければ、実弥さんとの絡みお願いします (2021年5月20日 20時) (レス) id: 1b2cc3dacd (このIDを非表示/違反報告)
絵宙(えそら) - 刀と柄の間の飾りみたいなやつは鍔(つば)ですよ〜!面白いですね←← 腐ってるんですよ…気にしないでくださいねッッッッ!!(圧) (2020年4月18日 18時) (レス) id: 63faa5bcfc (このIDを非表示/違反報告)
零月 ~終わりと始まりの月~ - イラストが見れない,,,,,。見たい,,,,,。 (2020年4月7日 14時) (レス) id: f3f2e83d09 (このIDを非表示/違反報告)
深月あかざ(プロフ) - イメージイラストが見えない... (2019年12月5日 21時) (レス) id: 1aaf81dffb (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:紅葉 | 作成日時:2019年8月9日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。