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その後。
無事(？)授与式を終え、秘密の共有者として念のため電話番号を交換した。
そして、それぞれ家路につき、試験の準備をする。推薦と一般入試とでは、試験会場と実技試験の概要が違うから、終わった後にでも緑谷に連絡しようかな。
時は経って筆記試験終了。
やっぱりそれなりに難しかったが、自信がないわけではない。取り敢えず安心。
プレゼント・マイクから、実技試験の概要を聞いて、動きやすい格好に着替えて試験会場へ向かう。実技は要は障害物レース。先着順でほぼクラスが振り分けられるらしい。だが、私としては合格すればいいだけなので上位をとろうとは思っていない。
軽くストレッチをしていると、遠くから雄叫びのような馬鹿でかい声が聞こえてくる。振り向いて音源を見ると、熱っ苦しい男が受験者一人ひとりに挨拶していた。
思わず眉間に皺が寄った。気づかれないように。と、さり気なくその場所から立ち去る。が、そうもいかず。
ズザザァと砂埃を立てて私の目の前に現れた男は、私の手を握って名乗る。
「俺！！！夜嵐イナサッス！！！よろしく！！！！」
それだけ言うと、また別の受験者に素早く挨拶する。また手握られた。手ぇでけぇしごっついなあいつ本当に中学生かさすがに出来たての緑谷とは違うな将来緑谷もああなんのかな。
とか思いながら、両手を握ったり開いたりする。大体ストレッチは終わったので、一回だけ深呼吸。すると、ふと感じた冷たく痛い空気。どうやら、紅白頭の男子から発しているようだった。空気、というか雰囲気。もはや、誰かを憎んでるんじゃないかと言うくらいの、氷のように冷たい雰囲気。
だが、そう思っているのも私だけのようでほかの受験者は、もうすぐ始まる試験に緊張しているかのように見受けられた。
何をそんなに緊張しているのやら…。
と思いながら、スタートラインに着く。そして目の前に広がる会場を見て、対策を練る。緊張するぐらいなら、対策練っておいて大丈夫だと思っていた方がずっと楽だろうに。
ふと、紅白頭の彼に目を向ける。
彼の目にはやはり奥底で憎しみが渦巻いていた。
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0405 sorizae(プロフ) - 戦闘衣装のURLって何処かに貼ってあったりしますか？ (2018年8月27日 9時) (
レス) id: c835902793 (このIDを非表示/違反報告)
八神 - キツく言い過ぎだと思いますけど (2018年3月24日 21時) (レス) id: c25a3a0724 (このIDを非表示/違反報告)
赤松パーカー(プロフ) - ご指摘通り変換されてない場所直しました。ご指摘ありがとうございます。すみませんでした…！これからも誤字等ありましたらお願いします！ (2017年5月2日 5時) (レス) id: e47bfb79c8 (このIDを非表示/違反報告)
神崎舞(プロフ) - 名前変換されてないんですけど？？何で名前が赤松パーカーなんですか。やめてください。 (2017年5月1日 12時) (レス) id: 348d6ee4b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁刄 | 作成日時：2017年4月18日 20時
