〈9〉 雄英体育祭_3章_ 1 ページ50
「さあさあ楽しく競えよレクリエーション！
それが終われば最終種目
進出4チーム総勢16名からなるトーナメント形式！！
1対1のガチンコバトルだ！！」
今年はトーナメント。
爆豪と轟が同グループに居てくれれば、こちらとしては助かる。やっぱり準決勝でどちらかと当たりたくない。
トーナメントの組み合わせはくじ引き。レクリエーションを挟んで開始する。レクには進出者16名は参加するもしないも個人の自由。したいようにして、最終種目に挑んでほしいという雄英の心遣いなんだろうと思う。
ミッドナイトの説明が終わっていざくじ引き、というところで尾白が辞退の声をあげる。尾白は騎馬戦の記憶がほぼ無いらしい。そんなわけも分からないまま、力を出し合い争い合ってきた座に立ちたくないとのことだった。
つまりは自分のプライドが許すかどうか。周りも励ましているが、そんなものは意味を成さない。
気持ちは分からなくもないが、プライドが許さないから辞退なんて雄英が認めるのかと思っていたが、
「そういう青臭い話はさぁ…
好 み ！！！」
尾白、庄田の棄権を認めます！と言うミッドナイトに、流石雄英、自由が過ぎる。と突っ込む私であった。
好みで決めた2人の棄権の繰り上がりに、5位の拳藤チームの名が上がったが、そちらも似たような理由で棄権。代わりに鉄哲チームの2人が加わった。
そしてやっと決まるトーナメントの組み合わせ。思い通りにはならず、轟と爆豪は別のグループ。私の第1回戦目の相手は三奈ちゃんだった。女の子相手で少々やりづらいところはあるが、やるからには勝ち進まなければならない。
他の組み合わせも見て、勝ち進むであろう人物を予想する。そして対策を練る。私の場合、ある程度対策しておかないと相手にならない。発動系個性が相手だと、尚更勝率は低くなる。
他の組み合わせといえば、轟と緑谷は案外当たるのが早かった。轟は、あのエンデヴァーの息子。今までオールマイトを超えさせるために育てられてきた。緑谷には超パワーがあるとしても、制御出来なければ轟には勝てないだろう。
また無茶をするんだろうなと思いながら、緑谷をチラ見する。
束の間のレクリエーションの中、私は廊下の壁に寄りかかってレクリエーションの様子を見る。喧騒をBGMに精神統一を図る。
そしてあっという間に、最終種目。
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0405 sorizae(プロフ) - 戦闘衣装のURLって何処かに貼ってあったりしますか？ (2018年8月27日 9時) (
レス) id: c835902793 (このIDを非表示/違反報告)
八神 - キツく言い過ぎだと思いますけど (2018年3月24日 21時) (レス) id: c25a3a0724 (このIDを非表示/違反報告)
赤松パーカー(プロフ) - ご指摘通り変換されてない場所直しました。ご指摘ありがとうございます。すみませんでした…！これからも誤字等ありましたらお願いします！ (2017年5月2日 5時) (レス) id: e47bfb79c8 (このIDを非表示/違反報告)
神崎舞(プロフ) - 名前変換されてないんですけど？？何で名前が赤松パーカーなんですか。やめてください。 (2017年5月1日 12時) (レス) id: 348d6ee4b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁刄 | 作成日時：2017年4月18日 20時
