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食堂に着く。お手洗いに行ってくるから、先に食べててと梅雨ちゃんに言って、どこか寝れる場所を探しに行く。
しばらく歩いていると、壁に寄りかかっている爆豪と遭遇。コイツとよく会うな最近…。と怪訝に眉を顰めると、その空気に気づいたのか爆豪がこちらを向く。
と、曲がり角の通路を指差す。見ろということだろうと思って素直に覗くと、そこには轟と緑谷がさっきの騎馬戦のことを話していた。
割行って聞く話じゃないと判断して、爆豪の隣で壁に寄りかかって静かに聞く。
「なぁ…
オールマイトの隠し子か何かか？」
轟の言葉に少し心臓が跳ねる。そう聞くってことは、緑谷とオールマイトに何かしら関係があることに気づいている。
そして唐突に、轟は自分の父親について話し始める。
ヒーローとして破竹の勢いで名を馳せるも、オールマイトには一歩届かず、万年2位のヒーロー、エンデヴァー。上昇志向の高いエンデヴァーは、ある策を思いつく。
超常が起きてから、第二〜第三世代間で問題になった"個性婚"によって、自分より強い子供を産み、育て、自分ではなく子供に超えさせること。
"個性婚"とは、己の個性をより強化させて継がせられる配偶者に、結婚を強いること。倫理観の欠落した前時代的発想。
金と実績があるエンデヴァーは、轟の母方の親族を丸め込み、結婚。轟の母の個性、轟の右側の個性を手に入れた。そして、"轟 焦凍"を、オールマイトを超えるための道具として育て上げた。
「うっとうしい…！そんな屑の道具にはならねえ。
記憶の中の母はいつも泣いている…。
「お前の左側が醜い」と、母は俺に煮え湯を浴びせた」
ぞっとする話に、冷や汗が垂れる。だが、似たような話が
轟が緑谷に突っかかるのは見返すため。轟と轟の母を酷い目に合わせた父の個性を使わず1位になることで完全否定する。
"完全否定"の言葉に、ひどく共感してしまう。少し俯いて、昔のことを思い出していた。
隣を見ると、爆豪も流石に冷や汗を垂らしていた。緑谷もきっと、同様だ。
轟は、緑谷とオールマイトとの関係の話を無理強いせず、また宣戦布告して去る。今までの話を聞いて、緑谷はどう返すのかと少し待っていると、遠くで聞こえた緑谷の声。
今に至るまで助けられてきた。その人達に応えるためにも、強い憧れを持つオールマイトのようになるためにも、負けてられない。
「さっき受けた宣戦布告。改めて僕からも…
僕も君に勝つ！」
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0405 sorizae(プロフ) - 戦闘衣装のURLって何処かに貼ってあったりしますか？ (2018年8月27日 9時) (
レス) id: c835902793 (このIDを非表示/違反報告)
八神 - キツく言い過ぎだと思いますけど (2018年3月24日 21時) (レス) id: c25a3a0724 (このIDを非表示/違反報告)
赤松パーカー(プロフ) - ご指摘通り変換されてない場所直しました。ご指摘ありがとうございます。すみませんでした…！これからも誤字等ありましたらお願いします！ (2017年5月2日 5時) (レス) id: e47bfb79c8 (このIDを非表示/違反報告)
神崎舞(プロフ) - 名前変換されてないんですけど？？何で名前が赤松パーカーなんですか。やめてください。 (2017年5月1日 12時) (レス) id: 348d6ee4b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁刄 | 作成日時：2017年4月18日 20時
