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「さーてそれじゃあ早速、第一種目行きましょう！
いわゆる予選よ！毎年ここで多くの者が
コレ！！」
ミッドナイトの言葉と共にモニターに写し出された文字は"障害物競争"。このスタジアムの外周約4kmの総当たりレース。コースさえ守れば何をしても可。
対策を立ててスタート位置につく。勿論轟の近く。スタート合図のランプが順番に点いていき、
そして、
「スターーーート！！」
予想通り、氷結で動きを止めて進む轟の後ろを走る。ヒーロー科以外の生徒が氷結でまんまと動きを止められている横を駆ける。
この混乱に足を止めないのは私のみならず、
「甘いわ轟さん！！」
「そう上手く行かせねえよ半分野郎！！」
A組連中は当然の如く轟の氷結を避ける。
爆豪のターボも厄介だな。推薦実技入試と似たような展開にならないだけマシかとも思うが、それで油断しては元も子もないので、推薦実技入試同様、まだ個性は使わず轟に続く。
すると機械音が前方から聞こえると同時に、大きな影が私達を覆う。顔を上げなければ全容が分からないほどデカイロボ。
「第一関門 ロボ・インフェルノ！！」
後ろから驚愕の声が上がる。一方、推薦入学者はそこまで驚きもしていない。
「一般入試用の仮想敵って奴か」
「ほおー…確かにバカデカイな」
「どこからお金出てくるのかしら」
途端に屈んで氷結の構えをとる轟。見えた轟の策に思いついたある策。パキパキという音を立ててデカイロボを凍らす轟。
ロボの体制からしてやっぱりかと思う私は、凍らされたロボを駆け上がり、タイミング良くロボの体面を蹴る。
体制が悪いロボに、脚力を強化した私の蹴りが加わり、大きな破壊音を立てて崩れるデカイロボ。
立ち込めた煙幕の中、空中にいる私は轟の姿を確認して、次のロボに乗り移る。デカイロボの群体を縫うようにして乗り移れば、轟が気づかぬ間に私は先頭を駆けている。
この先も何があるか分からないから、ここで距離を開けておきたかったから丁度良かった。
轟、爆豪、君らの妨げになる存在は、緑谷だけじゃないんだよ。
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0405 sorizae(プロフ) - 戦闘衣装のURLって何処かに貼ってあったりしますか？ (2018年8月27日 9時) (
レス) id: c835902793 (このIDを非表示/違反報告)
八神 - キツく言い過ぎだと思いますけど (2018年3月24日 21時) (レス) id: c25a3a0724 (このIDを非表示/違反報告)
赤松パーカー(プロフ) - ご指摘通り変換されてない場所直しました。ご指摘ありがとうございます。すみませんでした…！これからも誤字等ありましたらお願いします！ (2017年5月2日 5時) (レス) id: e47bfb79c8 (このIDを非表示/違反報告)
神崎舞(プロフ) - 名前変換されてないんですけど？？何で名前が赤松パーカーなんですか。やめてください。 (2017年5月1日 12時) (レス) id: 348d6ee4b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁刄 | 作成日時：2017年4月18日 20時
