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2週間を経て、雄英体育祭当日。
私はA組の控え室の外で、ドアの横で座り込んで静かに目を閉じていた。
聞き覚えのある足音が近づいてくる。そっと目を開けた。
「医刀くんではないか！どうした？調子が悪いのか！？」
すぐにリカバリーガールの所へ！と言う飯田を宥めて立ち上がる。
「こういう時は一人でいたいんだ。精神統一って奴」
セイシントウイツ！！と言って何故かビシッとなる飯田。ほんと君の動きって奇怪で面白い。
もうすぐ入場なんだろ、皆に言わなくていいのか。と言うと、はっとしたように俊敏な動きでドアを開け、皆に呼びかける。
そんな飯田を無視して、突然轟が緑谷に話しかける。
「お前、オールマイトに目ぇかけられてるよな。別にそこ詮索するつもりはねぇが…
お前には勝つぞ」
轟は何を思ったか知らないが、宣戦布告するには不適切な緑谷にそう告げた。他のクラスメイトは少しざわつく。私も飯田越しに、その様子を横目に見る。
クラス最強に宣戦布告されて、少し戸惑う様子だった緑谷はポツポツと話し始めるが、言っていく内に熱が高まったのかだんだん声をあげて言う。
「僕も本気で、獲りに行く！」
力強い目で轟を見ている緑谷に、オールマイトに何か言われたなと確信しながら、緑谷に返事をする轟と、今にも舌打ちしそうな爆豪を、目を細めて睨むように見る。
視野が狭いな。と思いながら。
プレゼント·マイクの盛り上げ通りに湧き上がる歓声の中、登場するA組。
大勢の観客に、緊張で上がる者や闘争心にアガる者、また何とも思わない者。クラスの中でも三者三様の反応。
どのクラスも似たような感じで登場し、1年ステージ主審のミッドナイトが選手宣誓を促す。
そして、選手代表にヒーロー科入試1位の爆豪の名が呼ばれる。
途端に嫌な予感。と、予想できる宣誓の言葉。
「ハッハー、嫌な予感！」「どうした医刀！？」
「せんせー。
俺が1位になる」
「絶対やると思った！！」
爆豪の宣誓前の私の言動にも爆豪の宣誓にも、即座に突っ込みを入れる切島。
あ、ちなみに小さい声で言ったからね。そして予想の範疇を出ない爆豪に思わずニヤリ顔の私。
爆豪の中学のときとの変化を微かに感じながら、湧き上がるブーイングを聞いていた。
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0405 sorizae(プロフ) - 戦闘衣装のURLって何処かに貼ってあったりしますか？ (2018年8月27日 9時) (
レス) id: c835902793 (このIDを非表示/違反報告)
八神 - キツく言い過ぎだと思いますけど (2018年3月24日 21時) (レス) id: c25a3a0724 (このIDを非表示/違反報告)
赤松パーカー(プロフ) - ご指摘通り変換されてない場所直しました。ご指摘ありがとうございます。すみませんでした…！これからも誤字等ありましたらお願いします！ (2017年5月2日 5時) (レス) id: e47bfb79c8 (このIDを非表示/違反報告)
神崎舞(プロフ) - 名前変換されてないんですけど？？何で名前が赤松パーカーなんですか。やめてください。 (2017年5月1日 12時) (レス) id: 348d6ee4b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁刄 | 作成日時：2017年4月18日 20時
