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「行きてえならその隈女と行け。俺はワープゲートをぶっ殺す！」
云々かんぬん言っていた切島に対して言う爆豪。まあ、敵の逃げ道を塞いどいて損はない。爆豪曰く靄の対策が無い訳じゃないらしい。
とか言っていたら、爆豪の後ろから今まで姿を隠していた敵が忍び寄っている。とりあえずメスはギリギリまで回しておいて、攻撃の意思を悟らせないようにする。
敵が奇襲を仕掛けると同時に、最小限の動きでメスを打つ構えをする。切島も気づいたようで即座に腕を硬化させた。
ボンッ！！と音を立てて爆豪に襲いかかる敵は一蹴される。私と切島の一瞬の緊張感は無意味に終わった。
流石の一言だな。素晴らしい反応速度。
構えたメスを仕舞いながら、心の中でそっと賞賛する。顔を合わせれば口喧嘩だが、それでも一応実力は認めている。一応。
「つーかそんな冷静な感じだっけ？おめぇ…」
「俺はいつでも冷静だクソ髪野郎！！」
「ああそっちだ」「………………」
「てめえその顔は何だ！！」
「あ、顔に出てた？」
いやだってね。普段の姿からして冷静なんて感じしないしね。
なんて思ってたら結局、黒い靄のいる広場に行くことになった。切島は男らしければなんでもいいのか。
広場にいるであろう手のマスクの奴と、側にいた筋骨隆々脳みそ丸出しの奴が厄介そうで些か不安だが、広場に行かなければ何も出来ない。それに、爆豪の言う通り、黒い靄の対策は確かにある。
そんなことを考えながら、広場での奇襲作戦を練る。轟や緑谷、百ちゃん辺りも広場にいるだろうからそれも踏まえて。
広場に着くと、いつの間にか来ていたオールマイトが筋骨隆々脳みそ丸出しの奴に心臓の下辺りを握り潰されていた。想定外の状況で、練っていた奇襲作戦は取り消し。爆豪も切島も途端に突っ込んだ。微かに冷気も感じるから、轟も来ている。
轟は筋骨隆々脳みそ丸出しの奴に、爆豪は黒い靄に、私と切島は手のマスクの奴に。それぞれ奇襲を仕掛ける。切島の攻撃に合わせてメスを投擲するが失敗。だが、
「取り敢えずは、間に合ったかな」
「くっそ！！いいとこねー！」
「スカしてんじゃねえぞモヤモブが！！」
「平和の象徴はてめぇら如きに殺れねえよ」
私達の登場に情けなく声を上げる緑谷。オールマイトも無事、筋骨隆々脳みそ丸出しの奴から逃れた。しかし若干息が切れてる。朝の事件連続解決も相まってる。
あまり時間はないかもしれない。
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0405 sorizae(プロフ) - 戦闘衣装のURLって何処かに貼ってあったりしますか？ (2018年8月27日 9時) (
レス) id: c835902793 (このIDを非表示/違反報告)
八神 - キツく言い過ぎだと思いますけど (2018年3月24日 21時) (レス) id: c25a3a0724 (このIDを非表示/違反報告)
赤松パーカー(プロフ) - ご指摘通り変換されてない場所直しました。ご指摘ありがとうございます。すみませんでした…！これからも誤字等ありましたらお願いします！ (2017年5月2日 5時) (レス) id: e47bfb79c8 (このIDを非表示/違反報告)
神崎舞(プロフ) - 名前変換されてないんですけど？？何で名前が赤松パーカーなんですか。やめてください。 (2017年5月1日 12時) (レス) id: 348d6ee4b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁刄 | 作成日時：2017年4月18日 20時
