シュークリーム・ボーイ -Kei.I-

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慧「やっほっ♪」









マンションのオートロックを解除すると

間もなくして玄関のベルが鳴る









鍵を開けると









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慧「ほらね、言ったでしょ？
王子様が魔法をかけてあげるって笑笑」




なんてはにかみながら言う慧くん









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状況が読み込めないのと


嬉しさで声が出ない









慧「何か言ってよ〜笑」



「……っ」









嬉しくて最初に出たのは


涙でした











慧「へっ?ごめんごめん
なんか、えっ?大丈夫?泣かないで、?」


「いや……ｸﾞｽｯ
ほんと、なんか感動して」









すると、慧くんは





よしよしと言いながら抱きしめ慰めてくれる









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しばらく抱きしめられて





慧「そろそろ、行こうか」



「どこに？」



慧「今日と明日、マッケンがいない間
この、伊野尾がAを引き取ります♪」









状況が読み込めなくて口をぱくぱくすると









慧「なぁーに？ちゅう？」



なんて口を尖らせてく








「ちがうもんっ」



私が言うと




慧「……笑笑
とりあえず俺ん家に2泊3日以上！
早く支度して笑笑」









そう言って

家の中へずんずん入ってきて



ソファに座って待つ慧くん









ど、どどどど！？


お泊まりなんて久しぶり





半同棲だけど

だいたいお兄ちゃんが近くにいる時だったしな、、









新田A



心臓持ちません……

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