シュークリーム・ボーイ -Kei.I-

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「い、伊野尾さん!?」









思わず体が跳ねる









慧「しっー、」









伊野尾さんははにかみながら


"しーっ、"


って、









・









・









「あっ、」






言葉が出ない









メールとかなら、話せるけど


なんだか、直接となるとどうしていいのか









慧「ここじゃバレちゃうから、こっちね」









「はい、」









人混みをかき分けながら伊野尾さんの後を追う









よくバレないな、、









「……っ、」







どんどんドームの周りに行くにつれて


人が多くて伊野尾さんとはぐれそう……









・









慧「……大丈夫?」






「ごめんなさい、」









申し訳ない、わざわざ迎えに来てくれたのに…









そうすると、






そっ、と伊野尾さんが手を握ってくれた









セクハラじゃないよ〜笑



なんて言いながら









ドームの入口につくと手が離れ


少し名残惜しかった









警備員さんに入れてもらい





いざ楽屋へ

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