有岡くんの彼女の私

不安と気持ち-1 ページ9

みゆside









ガチャ







みゆ｢おかえりなさいっ｣





私は、明るく出迎える。




すると






大貴｢ん。｣







返事はしてくれるもののすぐに部屋に行ってしまった。









みゆ｢はぁ……｣







私は、食事の用意をする









大貴｢ねぇ｣


みゆ｢な、なに？｣


大貴｢飯いらねぇ。風呂は？｣









みゆ｢えっ……ご、ご飯食べないの？｣


大貴｢食ってきた。｣


みゆ｢そう言うのは言ってよね……｣







大貴｢別にかんけーなくね？｣









『かんけーなくね？』




かんけーないってなんだし……







料理作って待ってた私が馬鹿みたいに









大貴｢で、風呂は？｣


みゆ｢沸いてるよ｣








大貴｢ん。｣









そのまま大貴くんは脱衣場へと向かった









私は1人、夕飯をとる。





最近では、慣れてきた。






これじゃあ、一人暮らしと変わらないじゃん。









私は大貴くんがお風呂に入ってる間に






夕飯を済ませ、片付けをする。









みゆ｢ごめんね｣






私は大貴くん分の食べ物を誤りながら捨てる





最近こういう事が多い。









ガチャ








バフッ








大貴くんがソファーに座る。





これが彼の定位置









そして、すぐスマホを弄る。







みゆ｢ねぇ、大貴くん？｣



大貴｢……｣









｢私の事好き？｣





そう言おうとして言葉を飲み込む。









みゆ｢おやすみなさい……｣


大貴｢おやすみ｣

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