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家は午前中で決まり、ポアロで昼食をとることにした。
これから住むのは米花駅近くのタワーマンション。中々いいところだ。
ロンドンにいたときはボロボロのアパートだったし、このくらいの贅沢も許されるはず。
目印は毛利探偵事務所。母に言われていた通り、毛利探偵事務所の文字がやけに目立つビル。
一階には控えめなポアロの看板があった。
「 いらっしゃいませ、何名様でのご来店でしょうか 」
ドアを開けると、可愛らしい笑顔の店員さんが出迎えてくれる。
…うん、これは人気出るわ。
癒しだ癒し、究極の癒しだ。
歩き回って疲れてたし、一目惚れするかと思った。
可愛い女の子は正義だって誰が言ったんだっけ。
今ならその人に50万あげられる気がする。
「 1人です 」
「 お好きな席へどうぞ 」
店員さんはカウンターの向こうに行ったので、私も席を探す。
カウンター席のある店はドアから一番離れたカウンター席が私のお気に入り。
その席が空いていたので、私は秒で席に着いた。
雰囲気良し、店員良し、料理も評判によるとばっちぐー。
これはこのまま常連コース真っしぐらかなー。
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作者名:みーゆ@ | 作成日時:2018年8月19日 23時