#229 る「僕も聞いた時ジュース零しました(真顔)」 ページ4
莉犬side
さとみくんとるぅとくんがA組で話していた同時刻の昼休み。
屋上。ここに辿り着くドアが立て付けてあるペントハウスを背になーくんと並んで座っていた。
ななもりの森ねぇねぇ莉犬くん
「......隣に居るんだから普通に話しかけなよ」
ななもりの森だってあんまり口にしたくない話題だし
「......？口にしたくない話題？」
スマホと隣に座るなーくんを交互に見ながら昼休みを過ごしていた俺。今日彼と集まったのはクリスマスの予定の話をする為...なのだが。
「んで。話したい事って何？」
なーくんはなーくんでお知らせしたい事があったようで。
「..................」
彼は顔を少し綻ばせながらゆっくりスマホの画面を打つ。
ななもりの森ジェルくんと寝た
送られて来た文面を読みながら言葉を漏らした。......が。
「へぇ...そうなんだぁ...って」
バッと目を見開いて隣を向く。
なーくんはふわふわな花でも飛んでるのかって言うくらいの笑顔で頬を掻いて苦笑した。
「ね、寝た...ってまさか...そういう事したの...？？」
「うん、行く所まで行った」←
そこで初めてなーくんは声を発したけど俺はそれどころでは無い。
「うっそ...えぇ！！？」
もしかしたら1年で1番驚いた瞬間だったかもしれない。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
「え、クリスマス誘えたの？」
「うん...まぁ...」
数分後、やっと落ち着いた俺はなーくんに冬休みの事を伝える事が出来た。
「凄いじゃん...！俺びっくりだよ...！！」
「(さっきの事があるから全く何も考えられない...)」
キラキラした目で褒めてくれるなーくんから目を逸らし、少しだけ照れながらため息をつく。
「(というか...ね、寝た...って話題とか初めて人と話したかも.........)」
「............莉犬くんさ、変わったよね」
「え？」
目線を戻すと笑顔のなーくんが空を見つめていた。
「最初は友達なんかいらないって、助けなんて求めないーっとか言ってたのに、今は友達が居て、俺に助けを求めてくれた」
「......昔は昔、今は今。だよ」
「...そだね。でも嬉しかった」
彼の弾んだ声に。俺も笑った。
「......俺も、なーくんと友達になれて嬉しかったよ」
『虐めなんかやめなって！！』
『莉犬くん！やっほ！』
君が居なければ、きっと俺は俺で居られなかっただろうから。
#230 莉「さぁ、始まりました。るぅとINシリアス」←→←#228 こ「うっわ...お前らイチャつき過ぎ...殴っていい？」←
らっきーすとぷりめんばー！
るぅとくん＆ジェルくん
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ひのぉ.√ - 徹夜で読んで大号泣してますっ！！！最高すぎます！！！！更新待ってます！！！！ (2023年1月22日 6時) (
レス) @page29 id: 979ffa46f6 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音 - ひまですぴよさん» ありがとうございます！ちょこちょこ更新していきます！ (2022年10月1日 22時) (レス) id: cd92107318 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音 - 幸亜衣さん» 初コメありがとうございます！返信遅くなり申し訳ございません...現在絶賛亀更新の私を尊敬してもらっていることがとてもありがたいです！期待に応えられるよう、頑張っていきます！ (2022年10月1日 22時) (レス) id: cd92107318 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音 - ありす君さん» 一年越しですね...ありす君ごめんなさい、ログアウトしてしまい通知に気付かなくなっていました...ありす君にコメント頂けてとても嬉しいです！ありがとうございます！ (2022年10月1日 22時) (レス) id: cd92107318 (このIDを非表示/違反報告)
ひまですぴよ - 大好きな小説です！！！更新待ってます！！💕 (2022年9月11日 20時) (レス) @page27 id: 501351b8eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴音 | 作成日時：2020年8月15日 16時
