#150 莉「久々にるぅとくんが天才で腹黒って事思い出した」← ページ15
るぅとside
.........騎馬戦。
「ふっふっふ...」
体力が全回復した僕はニヤリと笑う。
「目指すは優勝!!」
ころちゃん&同じチームの男子2人の上に乗り、僕は大声を上げた。
「るぅとくん無理しないでね!!?」
先頭に立っていたころちゃんが心配そうに叫ぶ。
「そうだぜ黄神!?俺達が土台なんだからな!?」
「程々にしてくれ...」
脇を固めていた2人もげっそりした顔で愚痴った。
「...次の僕の出場競技はなーくんとの障害物走ですよ?」
「「「え゛?」」」
「...だから」
嫌な予感を感じたらしき3人は僕を見つめながら顔を青ざめる。
「絶対に勝つ!!!!!」
「...何でそうなんの...」
「るぅとくんの殺気がなぁ...同じチームで良かった...」
「紺野...後は頼んだ」
「僕に丸投げしないで!!?」
そんな会話を交わしていると審判が手を挙げた。
「......よーい」
パンッ!!
その音で始まる歓声。
僕等も動き出す。
「右後ろ右」
「はい」
「左前々」
「へい...」
「斜め右前左向き」
「ちょっと!?るぅとくん命令が細かい!!」
彼等の言葉も気に留めず、僕は手を伸ばし続けた。
「(出場チームは10組...たった5チームしか敵居ないのか)」
準備運動にもならないと思っていると自分のハチマキに手が触れたのを感じる。
「!!後ろ!」
「「「は!?」」」
瞬時に距離を取り振り向くと...
「ちぇ...バレたわ」
「いい感じだったぞージェル(棒)」
「次取れ次(棒)」
「他の赤チーム行きたかった...会長怖いし」
ジェルくん...何でこの人土台役じゃないの?
身長高いし土台の方が良かったんじゃ...
というか怖いって言いました?
「...僕のハチマキを取ろうとか良い度胸ですね」
半ギレ状態で僕はころちゃん達に言葉を発す。
「____潰しますよ、この人達」
「へ?」
「ちょ。待ち...」
「も...体力死ぬ...」
「問答無用。」
「る、るぅとくん!?頭掴むとか聞いてない......」
前に居た土台(ころちゃん)の頭を掴み、前のめりになる。
「ふっ...戦おうと言うのか?」
「......そちらのチームの方の発言が気に障りましたので」
「「「「「「めんどくさ...」」」」」」
ハチマキ取りVSハチマキ取り。
僕等は睨み合い叫んだ。
「「僕/俺が潰す/で!!!!」」
*********************
数十秒後___
《......凄いです》
皆が唖然と見守る中、静かに僕は右手を挙げる。
その手には、5本の白いハチマキ。
.........圧勝であった。
#151 さ「るぅと怒らせたら人類滅亡だな、俺は負けないけど」→←#149 る「先生の名前ご自由に変換出来ますよ!目次にて!」
らっきーすとぷりめんばー!
るぅとくん&ジェルくん
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鈴音 - はちみつ。さん» やば、一年越しに煽りコメ気づいちゃった......はちみつよりは変態じゃないわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!! (2022年10月1日 22時) (レス) id: cd92107318 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ。(プロフ) - ひゃぁっほおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!すずちゃあああああああああああん!!!!!!へーーーー、んったい!!!!!!! (2021年3月31日 15時) (レス) id: 332114d2f5 (このIDを非表示/違反報告)
ありす君 - 返信ありがとうございます! (2020年11月23日 12時) (レス) id: bfd8ad86d6 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - ありす君さん» 2度目のコメントありがとうございます!ななジェルは可愛い!ですよね、ころんくんはヤンデレで良いと私も思いまs(( (2020年11月23日 9時) (レス) id: 4c30bef867 (このIDを非表示/違反報告)
ありす君 - ななジェル可愛いすぎません?ころちゃんはヤンデレでいいと思いまs(( (2020年11月22日 21時) (レス) id: bfd8ad86d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鈴音 | 作成日時:2020年5月30日 11時