#30 さ「莉犬が怖い」← ページ32
ころんside
「それでー、さとみくんがー」
先程、るぅとくんに誘われB組で昼食を食べている僕であったが。
今日の弁当のおかずは味がしない。原因は分かりきっている
「僕がさとみくんのゲームの妨害したらキレてアイス食べ始めて、「くっそ冷てぇ！！」って悶絶してて！」
笑いながらそんな話をするるぅとくん。ずっとさとみくんの話ばかりだ
......むぅ
僕の誕生日は忘れるくせに、さとみくんとの事は覚えてんだ。
LINE全然来なくて落ち込んでたよ...
「あ、そういやころちゃん」
そう声をかけられ、前を向くと困ったような顔をしながら教室の隅のダンボールを見る彼
「帰り、一緒に帰りましょ。手伝いますよ」
一緒に帰るって......るぅとくん、僕ん家と真反対じゃん。
そう言おうと思ったがやめにした。
どうせ、否が応でも着いてくるんだろうし。
彼は1度決めた事を曲げない、腹黒で純粋な生徒会長だからだ
「うん......よろしく」
僕はそう言うしか出来ない。
そう言うと思わなかったのか少し目を見開いた後、彼はとても恥ずかしそうに卵焼きを口に運んだ
「へぇー、それで一緒に帰る事になったんだ」
「......うん。でも帰るの...初めてなの忘れてた」
昼食も授業も終わりあっという間に放課後。
僕はるぅとくんのクラスに行く予定だが莉犬くんと話をしていこうと思っていた。
そう、事件である
"るぅとくんと2人で帰る"
僕はそれをした事が無かった。
緊張ガッチガチ状態。今にも失神しそうである
「はぁ...じゃ、これ飲まして」
呆れた莉犬くんが渡してきたのはピンク色の液体が入った瓶
「......これ、びやk(「違うから！俺そんなの持ってないし！！」」
顔を真っ赤にしながら否定する莉犬くん。でもそれを連想しない人は居ないんじゃないか？
「ジェルくんに貰ったの、これは"素直で甘えたさんにさせる薬"。素直で甘えたがりのるぅとくんと話すのは平気じゃない？」
甘えたがりのるぅとくん......！？
「ください！！」←
「はい」
そして僕は瓶を受け取る。
緊張も少しはほぐれるだろうし。るぅとくんにも甘えられる！！
これで一石二鳥ぉ！
ふふふ、と笑う僕は気付かなかった
「......俺と同じ気持ちを味わってもらうよ......る.ぅ.ちゃ.ん？」
悪魔のような言葉を呟く赤犬に
#31 莉「俺のおかげでもあるよね。復讐する気だったけど」→←#29 こ「僕の誕生日編だよ！」
らっきーすとぷりめんばー！
るぅとくん＆ジェルくん
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鈴音 - ひのぉ.√さん» ログアウト状態から失礼します鈴音です。それパクられてますねw通報していただければ幸いです！コメントありがとうございます〜！ (10月4日 23時) (
レス) id: 3e68cc9666 (このIDを非表示/違反報告)
ひのぉ.√ - https://teller.jp/se/2gly61acae47e-8348460470 ⇦これURLです (2023年1月23日 21時) (レス) id: 979ffa46f6 (このIDを非表示/違反報告)
ひのぉ.√ - あの…主様…知ってるかもしれないんですけどテラノーベルでパクリ？的なの見つけちゃいました… (2023年1月23日 21時) (レス) id: 979ffa46f6 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - 、さん» あ、フラグ立ってました？すみません！すぐ外します！ (2020年1月23日 19時) (レス) id: 4c30bef867 (このIDを非表示/違反報告)
、 - これの続編のオリジナルフラグを外して下さい (2020年1月23日 19時) (レス) id: bea882ce19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴音 | 作成日時：2019年12月22日 22時
