#21 な「勉強会かぁ...あ、シリアス回まだ続くよ」 ページ23
ころんside
莉犬くんの話を聞きながら、ずっと思っていた
「(......優しさ、温かさ、か)」
るぅとくんとは真逆であった。
初っ端から彼に嫌われて。ビール瓶で殴り倒したいなんて言われて。
優しさなんて1ミリも無かったし温かさなんて感じなかった。
それでも馬鹿な僕は彼と友達になりたかった。
ドMとかそういうものじゃなく、彼に惹かれたのだ。
嘘と分かっていても彼の笑顔は綺麗だった。
周りの人達の嘘をすぐ見破る僕は自分も嘘をつく人も嫌になっていた。
僕が好きだった女の子も。
優しかった両親も。
面白かった先生も。
全員、嘘に塗れていた。汚い心で穢れていたのだ。
でもるぅとくんは違った。大嫌いな嘘に紛れて、心の奥底に潜んだ気持ちを見つけた
"愛されたい"
"愛したい"
"素直になりたい"
それは他の何物でもない純粋な気持ちであった。
......ここまで来ると僕は人の心を読める能力があるのかなとも思うけど←
「＿＿＿いつか素直になれたらいいなって思ってた。性悪な俺でも話しかけてくれる。仲良くしてくれるさとみくんに...」
素直なるぅとくんを見てみたい。本当のるぅとくんと友達になりたい。
そう、思っていたのかもしれない。
同情から生まれた気持ちかもしれない。
正義のヒーローぶってたかもしれない
「(それでも、僕は......)」
君と出会えてよかった。
親友になれてよかった。
『...別に、腹黒いるぅとくんでも僕は好きだよ』
『あ、そうそう。全校集会で君を見た時の笑顔。嘘だって分かってたけど、すっごく綺麗だった』
『だからさ、親友...って言うのもあれかな。友達になりたいって思った』
腹黒いるぅとくんでも僕は好き。
嘘でもその笑顔が綺麗だった。
親友になりたかった。
全てが本音だ
「(色んな感情を見てきたせいでこれが恋かは分からない)」
だけど、あと一歩踏み出せば分かりそうだ
君が僕にとってどんな人なのか
「......莉犬くん、ありがとう。僕に気持ちを打ち明けてくれて。頑張ってね」
「......うん。ころちゃんこそ」
僕等が笑いあった瞬間。HRのチャイムが鳴り響いた
「.........って！俺荷物片付けてないんだけど！？ころちゃんのせいだ！」
#22 る「さとみくんの家で勉強会です！」→←#20 莉「ついに話してしまった、俺の気持ち」
らっきーすとぷりめんばー！
るぅとくん＆ジェルくん
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鈴音 - ひのぉ.√さん» ログアウト状態から失礼します鈴音です。それパクられてますねw通報していただければ幸いです！コメントありがとうございます〜！ (10月4日 23時) (
レス) id: 3e68cc9666 (このIDを非表示/違反報告)
ひのぉ.√ - https://teller.jp/se/2gly61acae47e-8348460470 ⇦これURLです (2023年1月23日 21時) (レス) id: 979ffa46f6 (このIDを非表示/違反報告)
ひのぉ.√ - あの…主様…知ってるかもしれないんですけどテラノーベルでパクリ？的なの見つけちゃいました… (2023年1月23日 21時) (レス) id: 979ffa46f6 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - 、さん» あ、フラグ立ってました？すみません！すぐ外します！ (2020年1月23日 19時) (レス) id: 4c30bef867 (このIDを非表示/違反報告)
、 - これの続編のオリジナルフラグを外して下さい (2020年1月23日 19時) (レス) id: bea882ce19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴音 | 作成日時：2019年12月22日 22時
