�供除� ページ9
松田と仲良さそうに話す女性…松田は小鳥遊と言っていた
そういえば、昼にヒロが言っていた“女の子”とはこの人のことだったような
ついさっき聞いた松田の警察官志望理由
きっとあれも本心なのだろう
なら、警察官を目指した理由にこの人が関わっているというのは…
『…！てか、制服着てんじゃん！いいなぁー』
「っ、おい、引っ張んな！」
『じゃあ帽子！帽子だけでも貸して！』
「ったく。ほらよ」
『よっしゃー』
どう？かっこいい？とはしゃぐ彼女は先程流暢に話していた人とは思えないくらい、小さな子供の憧れの眼をしていた
「…君は、行政職員が第一志望ではないのか？」
その憧れの眼は警察、行政職員というより警察官に向いているように見えた
『君…って。小鳥遊でいいよ。』
そう笑いかける彼女は帽子を深く被る
『そうだね。第一志望は職員じゃあなかった。でも色々あったんだ。』
「……くそ…」
『おい松田。まだ引きずってんのか』
「その色々な事があったから、松田。君は警察官を目指したのか？」
「！……萩…あいつほんとお喋りなやつだな…」
ヒロが萩原から聞いたように、警視総監を殴る以外にもやはり理由があったようだ
「……ﾁｯ、そうだよ。」
『でも私に何かあってもなくても警察官にはなるつもりだったもんね』
「……。」
なんだか、その“色々”を聞いてはいけないような雰囲気が出ていた
出しているのは松田だろうが
「そうか。なら僕は先にお暇するよ。」
『もう行くの？なら私もついて行こうかな！ここでの松田と萩の様子も聞きたいし』
そう言って彼女…小鳥遊は松田に帽子を返す
と、松田は小鳥遊の腕を掴んだ
『……え、ちょ、離して』
「……。」
ここでそういうのはしないで欲しい
けれど、あの傍若無人な彼にもこんな一面があるとは面白いものだ
「小鳥遊。僕は先に行ってるぞ」
『あ、うん！すぐ行く…から…おい離せっ』
これは長期戦になりそうだ
いや、小鳥遊の方は脚に力があまり入って無さそうだ
警察官を志望していたなら多少なりとも筋力はつけてるはずだ。男女の力の差なのか…？
そう思いながら2人の攻防戦に背を向ける
一瞬、彼女の穿いているスラックスから足首が見えた
機械のようなものが見えた
屋上への扉を閉める
少し壁に寄りかかる。少しは彼女を待ってもいいだろう。
それに聞けるのなら聞いておきたい。
「……義足…か。」
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あまね(プロフ) - おわた (11月19日 1時) (
レス) @page23 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
P(プロフ) - よもぎ杏さん» うぅ…ありがとうございます……。どうにかこうにか頑張ります(ง •̀_•́)ง (2022年12月22日 1時) (レス) id: ca61136145 (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ杏(プロフ) - 分かります......書いてあった小説消えると書く気が失せますよね。更新いつでも、ゆっくり待ちます。お体には気をつけて。 (2022年12月22日 0時) (レス) @page23 id: 3c2e0a45eb (このIDを非表示/違反報告)
P(プロフ) - ブラウンクリームさん» ありがとうございます^^読んでそう思っていただけるのはとても嬉しいです！景の旦那…いいですよね…！((( (2022年12月1日 8時) (レス) id: ca61136145 (このIDを非表示/違反報告)
ブラウンクリーム(プロフ) - 景光の旦那が尊すぎる……。(尊死 (2022年11月21日 22時) (レス) @page21 id: f8cbe4aca4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Pikurusu_946 | 作成日時：2022年7月22日 22時
