�検除� ページ13
いつもあの日を思い出すと、失くなったはずの脚が痒くなる
痛みは無くなったけれど、偶にあるような感覚を覚える
それはいつも、あの日のあの時の出来事を思い出す度に起きた
もう3年経つはずなのに
「…だから君は警察官を目指すのを諦めたのか」
『うん。医者にも無理だって言われてたし、自分でも無理って分かってた。警察を諦めたよ。でも2人が…萩と松田が行政職員のことを教えてくれたんだ。
すっ……ごく、嬉しかった。諦めずに済むって思った。』
「…そういうことだったんだな。」
『だから松田が私の分まで警察官になるって言ってたんだよ。あれだけ時間経ったのにまだ根に持ってるからね』
ひと通り話し終わり、私は少しぬるくなったお茶をひとくち口に含んだ
「話してくれてありがとう。話すのは辛かっただろ」
『そんなことないよ。もう過ぎたことだからね。』
そう言いながら腕時計を見る
時刻は21:00
私もそろそろ風呂に入れそうな時間帯だ
「時間大丈夫か？」
『そろそろ行かないといけないかな。ごめんね、一方的に話すだけで終わって。』
「そんなことない。こっちこそ時間を使わせてすまなかった。」
最後まで礼儀の正しい人だ。こんないい人が松田と萩の近くにいていいのだろうか。
私は紙コップに入ったお茶を飲み干し、立ち上がろうと肘掛けに手をつく
『いいや、大丈夫。それじゃ「零？ここにいたのか」
「景…！」
ヒロ…？というか、この声どこかで…
声の主は私の真後ろにいるようで、パッと振り返り、目線を上げる
降谷さんにヒロと呼ばれていた人はお昼に学食ですれ違った人だった
聞いた感じ、降谷さんと仲がいいんだろう。待ち合わせでもしていたのか？
いや、ここにいたのかって言ってたから、彼が降谷さんに用事があったのか
それならここに居てもしょうがないな
『あー、じゃあ私は帰るよ。それじゃあ、いてっ』
急いで立とうとしたからかテーブルに膝をぶつけた。義足だから痛くないけども。
しかもぶつけた反動でまた椅子に座ってるし……
「おい、大丈夫か？」
『あはは、ごめんごめん。大丈夫。』
「あ、これ…」
『え？』
振り返れば後ろの彼が紙コップを持っている
げ、ぶつけた時に落としたんだ。最悪だ。申し訳なさすぎる
「はい。どうぞ」
『ぁ、ありがとうございます……』
ん？あれ？
いや、………あれ？
「お、おい。2人とも固まってどうしたんだ？」
『いや……なんか』
「うん、俺も……」
なんか、デジャヴ
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あまね(プロフ) - おわた (11月19日 1時) (
レス) @page23 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
P(プロフ) - よもぎ杏さん» うぅ…ありがとうございます……。どうにかこうにか頑張ります(ง •̀_•́)ง (2022年12月22日 1時) (レス) id: ca61136145 (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ杏(プロフ) - 分かります......書いてあった小説消えると書く気が失せますよね。更新いつでも、ゆっくり待ちます。お体には気をつけて。 (2022年12月22日 0時) (レス) @page23 id: 3c2e0a45eb (このIDを非表示/違反報告)
P(プロフ) - ブラウンクリームさん» ありがとうございます^^読んでそう思っていただけるのはとても嬉しいです！景の旦那…いいですよね…！((( (2022年12月1日 8時) (レス) id: ca61136145 (このIDを非表示/違反報告)
ブラウンクリーム(プロフ) - 景光の旦那が尊すぎる……。(尊死 (2022年11月21日 22時) (レス) @page21 id: f8cbe4aca4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Pikurusu_946 | 作成日時：2022年7月22日 22時
