検索窓
今日:13 hit、昨日:8 hit、合計:91,174 hit

6 ページ7

慎吾said



今までAの方から話しかけてきてくれることなんて無かった



慎吾「え、まって俺ホームラン打ったんより

Aにおめでとうって言われた方が嬉しいわ」



『ふふっなにそれ』



君は初めて笑顔になってくれたよね



ホームランより嬉しいはちょっとおこがましいけど



そのくらい嬉しかった



ちょっとは俺に心開いてくれたんかな



俺はAの顔の前に両手を出した



Aは何してるの?というばかりの顔をしてる



慎吾「さっきハイタッチしに来てくれんかったやん」



『あ、ハイタッチか』



パチッ



俺が顔の前に出していた手に小さい手が重なった



『はい!ハイタッチ!おめでとう』



笑ったらこんなに可愛いやん



何回も何回も話しかけて良かった



なんで前からその笑顔を見せなかったん?



慎吾「なあ、なんでさっき

ハイタッチしてくれんかったん?」



『だって恥ずかしかったけん行かんかったと』



ちょっと下を見ながら言うA



俺は別に方言とかそんなこだわりは無い



博多弁だって別に普通



だけどAの博多弁は可愛いって素直に思った



慎吾「Aって福岡の人やったんやな」



『なんで覚えとってくれんかったと』



慎吾「可愛い」



『会話になっとらん』

7→←5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
91人がお気に入り
設定タグ:プロ野球 , 北海道日本ハムファイターズ , 中島卓也   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:mau. | 作成日時:2020年5月1日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。