11014 (ページ38)

今日:23 hit、昨日:8 hit、合計:91,184 hit

37 ページ38

遥輝said

俺的に、卓さんと慎吾はAのことが好きだと思う

Aは分からへんけど

遥輝「卓さん」

俺は近くにいた卓さんに声をかけた

卓也「何？」

スパイクをタオルで拭きながら答える

遥輝「卓さんってAのことどう思っとるんすか？」

すると一瞬卓さんの手が止まった気がした

卓「別に、普通にチームメイトやと思っとるよ」

卓さん多分自分の気持ちに気づいてないな

何年の付き合いやと思っとるん

俺にいい案あるんで絶対その気持ち炙りだしますからね

俺は少し離れた所に座っているAを大声で呼ぶ

遥輝「Aー！ちょっと来てー！」

『はーい！なんでしょう！西川遥輝さん！』

遥輝「は？」

『え？』

こいつまだ俺の事フルネームやっけ

確かに俺はこいつにこうやって呼んでって言ったことないわ

俺はAを自分の隣に座らせた

遥輝「なぁ俺の事さ、遥輝って呼んでくれへん？」

『えぇ…遥輝さんじゃダメですか？』

遥輝「遥輝かはるくんやな！

ちょ、１回俺の事はるくんって呼んでや」

お願いって俺がお願いしますのポーズをすると

『1回だけですよはるくん』

遥輝「お前これから俺の事はるくんって呼べ」