お塩な君とお砂糖な私

そるととしゅがー23 ページ23

『玲於くん服ありがとうー！』


玲「は？お前スボンは？」


『ウエストぶかぶかだったから履かなくてもいっかなって、このパーカーおっきいし』


玲於くんまだ髪の毛濡れてる


私が乾かしてあげよ


玲「やべ…まじで可愛い(ボソッ)」


玲於くんはなんか顔赤らめて下向いてる


のぼせちゃったのかな？


私はソファに座っている玲於くんの足元に座り


下から玲於くんの顔を覗き込んだ


『れーおくん、のぼせちゃった？』


すると下を向いていた玲於くんと目線が合う


玲『ばっか！お前見えそう！！』


『え？何が？』


玲於くんはソファから立ち上がってキッチンの方へ走っていった


何が見えるの？どゆこと？


バカな私には理解ができない


急いでキッチンにいる玲於くんに近ずき


ギュッってした


ギュッってするのは特に意味は無いよ


だってしたかったらするものだと思ってるから


玲「おま…ほんとに…その…胸がさ…見えそう」


その瞬間とても恥ずかしくなった


『うわっ玲於くんのえっち変態！』


玲「はぁ？！お前がそんな格好してるからだろ」


『もーやだやだ！玲於くんお酒飲も』


キッチンに置いてあったお酒が目に止まった


実は20歳になってからまだお酒を飲んだことがない

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