【ハイキュー!!】ミモザとツツジの花園 [及川徹] [松川一静] (ページ33)

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潔｢…29話｣ページ33

『1ゲームだけだしこんなにドリンク要らなかったな…』

お兄ちゃんに飲ませてもいいけどこの量は流石に無理がある。ちょっと勿体ない気がするが捨ててしまおう…

｢ーーー…！…｣

水道のあるところで誰かが話してる声が聞こえる。

『あれは…金田一と影山？』

つい隠れてしまった。盗み聞きって罪悪感すご…

金｢＿＿そんで次は絶対に俺達が勝つ！！｣

『！！』

影山はどう返すんだろうか＿＿＿ん？

日｢べんべんじょべーんべんじょべーんおれはっだあれ～エースになる男～！！…あ"っ！？｣

隠れている私の真横をルンルンで通り過ぎて行った日向くん。

影山と金田一の存在に気づいて慌てて隠れたみたいだけどバレてると思うよ…

てか私が隣にいるのに気づいてないし…

日｢危ない危ない…んん！？｣

『シーーッ！！』

気づいた途端大声出すな！！バレちゃうでしょーが！！

影｢金田一｣

影｢次戦う時も勝つのは俺達だ｣

金｢！！｣

『！！』

良かった。影山はもう大丈夫だ。日向くんや烏野の皆に出会って変われたんだ。

影｢っ！Aさんに日向…なんでここに｣

『いやあー、邪魔できないなあと思って。』

日｢泣いた！？｣

影｢泣くかバカ！！早く便所行けよ！｣

……もう影山は独りよがりなプレーはしないだろうな。安心だ。

影｢Aさん…聞いてたんすか｣

『聞いたっていっても最後の方だけだよ。わざとじゃないし！…でも安心したよ』

影｢？｣

『心配してたんだよ？学校は違うとはいえ私の可愛い後輩だからね。飛雄、いい仲間に出会えたね』

影｢…ゥス。｣

『じゃあ、私仕事しなきゃだから。また公式戦でね！！次こそうちが勝つから！！』

影｢！！次も勝ちます。｣

『そう来なくっちゃ！』

……私選手ヅラしちゃったけど良かったのかな。