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影「…27話ッス」 ページ30

入「とにかくお前はアップとってこい!いつもより念入りにだぞ!!」

及「はァーい」



お兄ちゃんが来たことによりさらに闘争心を燃やした(田中くんはちょっと違う気がする)烏野は勢いが止まらずあっという間にマッチポイントに。

何とか1点取り返したものの崖っぷちな状況は変わっていない。

『お兄ちゃんまだかな…』

監督も顔が険しくなってきた。

及「アララ〜ピンチじゃないですか」

入「…アップは?」

及「バッチリです!」



ピーッ

やっとお兄ちゃんがコート内に入った。ピンチサーバーだけど。

お兄ちゃんと交代で出てきた国見にタオルとドリンクを渡す。

『お疲れ様』

国「…ありがとうございます」


お兄ちゃん…頑張って…

烏野はめちゃくちゃに警戒してる。


及「いくら攻撃力が高くてもさ…


その“攻撃”まで繋げなきゃ意味無いんだよ?」

お兄ちゃんが指差す方向には月島くんが。

今までのプレーを見るからに、月島くんはレシーブが苦手なんだと思う。

あと日向くんも。

お兄ちゃんはここに来てからの少しの間でそれを見抜いたのかな?

烏野はまだ指を刺された意味が分かってないみたいだけど。


キュッキュキュッ

ドパッ

ゴッ

月「うっ!」

いつものバカ強いサーブを狙い通り月島くんの元へ。

月島くんの腕に跳ね返されたボールは2階へ飛んで行った。

烏野も威力の凄さに驚いてる。

菅原さんは指差しの狙いに気づいたみたいだね。

『…気づいても無駄だよ。今の烏野にはお兄ちゃんのボールは取れない。』

いつもそうだけど、お兄ちゃんが凄い凄いって言われてると、私も嬉しくなっちゃうんだよね。

『うちのお兄ちゃんは凄いでしょ』






及「…うん、やっぱり。途中見てたけど…

6番の君と5番の君、レシーブ苦手でしょ?」


…烏野、戸惑ってるな…

苦手とバレたら狙われる。せっかくのマッチポイントが台無しになるもんね。

月島くん狙いのままもう一本。さっきよりも変な方向に飛んで行かなかったけど、取れた訳でもない。

あと一点で同点。このまま行けば、勝つのは︰ウチ︰青城()

日「おい!コラ!大王様!!おれも狙えっ取ってやる!狙えよ!」

大王様?お兄ちゃんそんなあだ名つけられてたの?

…今度呼んでみよw


日向「月島ア!!」

日「バレーボールはなあ!ネットの“こっちっ側”にいる全員!!もれなく“味方”なんだぞ!」

これ、前半で田中くんが言ってたヤツ…

でも、烏野の士気がまた上がってきた気がする。

作者より→←澤「26話」



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設定タグ:ハイキュー , 及川徹 , 松川一静   
作品ジャンル:アニメ
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つばき - ベッドじゃなくて布団やんに死ぬほど笑いましたwwwww大好きですw (2021年2月28日 11時) (レス) id: f1e42d3762 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さゆ | 作成日時:2020年12月12日 11時

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