『23話…(眠い…)』 ページ25
「「「え?」」」
『影山がスパイカーに合わせているんです。特に5番の子には完璧に“打たせている”と言った方が合っているかもしれません。』
金「…?」
『5番くんは1本目のレシーブが上がって以降全くボールを見ていない様に見えます。
…影山が振り下ろされる掌ピンポイントにボールを合わせているんだと思います。あの5番くんがどこに跳ぼうとも。』
岩「そんなこと可能なのか…?」
金「あの影山が…他人に合わせてる…!?」
入「_噂に聞く自己中心的でプライドが高く…何より勝利に対して頑なな影山。その影山が彼の技術全部であの5番を活かすことに徹している。そうさせる程の能力があの5番にあるってことなんだろうな。
まあでもあの5番は今のところ素人に毛が生えたくらいの技術だけどな。」
入「あの5番の何が凄いかって、あの機動力も然ることながら何より100%影山のトスを信じて跳んでるってことだよ。ボール見ないって凄いよな、普通は空振る恐怖心があるだろ。そこをあのコは100%信じて待っている…ボールは“ここに上がってくる”と。」
『
入「そうだ。ブロックふられてもレシーブしっかり上げてけ。こっちだって今出せるベストメンバーなんだ。プライド見せろよ」
「「「「ハイ!!!」」」」
ピーッ!!
入「ふぅ〜」
溝「凄いですね影山…やっぱウチで獲れなかったの痛かったですね…声はかけてたんですよね?」
入「うん、でも…どうしたA?言ってみろ」
『え、あ、いや…影山がウチに来たからと言ってあんな風になったかは分からないなと思って…』
入「同じことを言おうとした。…
『私もそう思います』
溝「…?…はあ…」
影山がもしウチに来ていたとして、はたして影山があんなトスを上げてくれていただろうか。
ウチの選手は北一から来た子が多い。勿論、影山の噂も知っている。
また選手同士で揉めていたのではないか。
また“王様”などと呼ばれていたのではないか。
どうしてもそう思えてしまう。
…少し寂しいけれど、そう考えたら烏野に行ったのは良かったのかもしれないな。
♤+:;;;;;;:+♤+:;;;;;;:+♤+:;;;;;;:+♤+:;;;;;;:+♤+:;;;;;;:+
この先もひたすら漫画の会話が続いていくと思います…
65人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
つばき - ベッドじゃなくて布団やんに死ぬほど笑いましたwwwww大好きですw (2021年2月28日 11時) (レス) id: f1e42d3762 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さゆ | 作成日時:2020年12月12日 11時