Once Again (ページ3)

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Red

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｢すいません、水を差すようで申し訳ないんですけど。｣

突然聞こえた声の正体は目黒だった。

目黒は空気に構わず言葉を続ける。

｢頭と尻の立ち位置が違いすぎるんで繋ぐ曲入れた方がいいと思うんです。｣

深｢確かに俺端から端だわ。｣

目｢それで次のセクションの頭の曲は決まってるんでそれ考えるとケツはスムーズにはけられるデビュー曲かなって思います。｣

阿｢そうすると…。｣

目｢そうすると、だからオープニングは盛り上がる曲でその間にデビュー曲に繋げられる曲を入れてがいいんじゃないですかね…？｣

阿｢目黒の言う通りじゃない…？
2曲ともアクロ激しいから間にクッション置いた方がいいとも思うし。オープニングで後にまだ続くのにさすがにバテるよ。｣

岩｢ごめん。冷静に考えたらそうだわ。｣

佐｢俺も頭冷えた。目黒ので行こう。｣

考えてなさそうで空気を変える発言を出来るのが目黒なんだよね、それを分かりやすく要約してくれるのが阿部ちゃん、いつも助けられてる。

目黒場合ただ単にミラクルなのかもしれないけど(笑)

確かに言ってることは最もだし、とりあえずこの場が丸く治まってよかった…。

ラウもこうじもほっとした表情になったし。

2人とも仕事に対する情熱が凄いから妥協を許さないって所はそれは尊敬すべき所なんだけど周りが見えなくなっちゃうのがたまに傷なんだよね。

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