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大学が終わったら、バイト。
バイトが終わって、帰ったらすぐに夜ご飯の準備を進める。
今日はハンバーグとポトフ。
ハンバーグを食べる辰哉さんの顔がとても美味しそうで、見てるこっちが嬉しくなるんだ。
多分ハンバーグが好きなんだと思う。
だから何回も作りたくなるんだ。
「よし」
今回も上手くできた。
すると、ガチャ、と小さな音が聞こえた。
タタタッ、と小走りで玄関まで向かい、
「おかえりなさい」
これだけは欠かさないようにしている。
本当に会話がなくなってしまうし、辰哉さんとの関係が少しでも良くなれば、という淡い気持ちを持っているからだ。
辰「…ただいま」
小さな声ながらも返してくれた。
一安心だ。
「ご飯かお風呂、どっちにしますか？」
辰「…風呂、」
「わかりました。お湯沸いてるんですぐ入れますよ」
辰「…わかった」
新婚の会話の内容みたいだけど、これはいつも通り。
相変わらず「ありがとう」はないんだけどね。
「いただきます」
辰「…いただきます」
辰哉さんの反応を見ながらハンバーグを食べる。
ハンバーグを口に入れると少し目が細くなった。
…良かった、美味しかったんだ。
相変わらず何も言わないけど、私は嬉しくなって口元が緩むのを抑えながらハンバーグを食べた。
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Aハンバーグ美味しかったみたい
麻友あんたも懲りないね。あんなに冷たくされといて
麻友は辰哉さんのことを良く思ってないから、辰哉さんに対してご飯を作ることさえ「辞めたほうがいい」と言ってくる。
優しいとこだってあるのに。
「あ」
聞いたことのある曲、と思ってテレビを見ると、やっぱりSnow Manだった。
かっこいい曲…。
目が行ってしまうのはやはり、辰哉さんだ。
この曲はかっこいい曲だからあまり笑顔はなくて、家と似ている。
でもどこか違う。
そりゃあ違うに決まってるか。
ファンの人たちに向ける目と、私に向ける目なんて比べるほどでもないくらいの差だ。
そんなに私に関心ないんだ、と思って落ち込んでしまった。
だから私は、辰哉さんの邪魔をしないように、空気のように過ごさないとダメなんだ。
静かにシャワーを浴びて、静かに自分の時間を過ごす。
少し寂しいと思ったのは気のせい。
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あい(プロフ) - よろしくお願いします！たのしみにしてます！ (2021年7月29日 21時) (
レス) id: 424f1b09e0 (このIDを非表示/違反報告)
ふわ(プロフ) - リクエストありがとうございます！わかりやすいリクエストで助かります…！リクエストに応えられるように頑張りますので、少々お待ちください！ (2021年7月29日 20時) (レス) id: c23fa28ed9 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - いつも更新されるの楽しみに読んでます！リクエストさせてください！主人公ちゃんとふっかさんがおうちでゲームしてほのぼのしてるのを見てみたいです！ (2021年7月29日 19時) (レス) id: 424f1b09e0 (このIDを非表示/違反報告)
こと(プロフ) - ふわさん» え、まってください、、。私が占ツクで書き手始めたキッカケがふわさんなんです(;_;)読んでくださってるのほんとに嬉しいです(≧▽≦)これからもよろしくお願いします！！ (2021年7月27日 18時) (レス) id: 45072d6539 (このIDを非表示/違反報告)
ふわ(プロフ) - ことさん» コメントありがとうございます！これから主人公はこんな感じでいくので楽しんで貰えたら嬉しいです！私、ことさんの深澤メインの作品全部見てます！私もことさんの作品好きなので、私の作品好きと言ってもらえて嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2021年7月27日 17時) (レス) id: c23fa28ed9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふわ
| 作成日時：2021年7月17日 20時
