＊番外編 1 ページ38
Daisuke side
俺は別にAのことが好きなわけじゃない。
同じ趣味の女の子の友達ができたことなかったし、それにふっかのことが好きだ何て言い始めるからビックリして。
いつもふっか中心の生活をしてて、ふっかを見る目は俺に向ける目と違ってて。
そんな風に想われてるふっかのことが羨ましくなったりもした。
Aに惹かれていたのは確か。
でもAの気持ちが俺に向くはずないって、好きになる手前で留めてた。
でもめめは、気持ちが超えちゃって。
蓮「1%でも信じたい。Aが俺のこと好きになってくれる可能性を」
そう言うめめの顔は、とてもかっこよくて。
それに対して俺は…。
でもいいんだ、俺には嫁がたくさんいるし。
俺は、Aの恋路を見守る係なんだ。
Aはふっかのこと " 推し " って言うけど俺は最初から気付いてたよ。
Aがふっかのこと好きなこと。
最初は本当にそうだったのかもしれないけど、Aが思っている以上前から好きだったんだよ。
" なんで嫉妬するの？ "
" 好きだからでしょ？ "
なんて早く言いたかったけど、自分で自分の気持ちに気付いてほしかったから言わなかった。
自分の気持ちに気付くのは思ってたより後だった。
Aから言われなかったけど、行動からよくわかった。
一回ふっかを拒絶したとき、Aの気持ちはよくわかった。
きらい、だいっきらい、って泣きながら言って。
ふっかも相当ビックリしただろう。
でもあの出来事がなかったら自分の気持ちには気付けてなかった。
あの件でAは強くなって。
ふっかも自分自身のことを見直しただろう。
ふたりが付き合うって聞いたとき、案外ビックリしなかった。
だって2人が付き合うなんて当たり前だから。
ふたりともよく頑張って、自分のことをよく見直して。
報われないといけないんだ。
めめは、
蓮「…1%でも信じてよかったって思ってるよ。Aを好きだった期間、楽しかったから…」
前とは違って泣きそうな顔をしているめめ。
俺はよく頑張ったな、って背中をさすってあげた。
めめの目からは涙が一粒溢れてキラリと光った。
苦しい恋もある、それも人生だ。
めめだって運命の人に会えるよ。
俺はこれからもふっかとAの見守り係で。
番外編 1 Fin.
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ふわ(プロフ) - 星架．さん» コメントありがとうございます！感想を教えてくださりありがとうございます！感謝しかありません…！誤字を教えていただいて…。確認不足でした…！直しておきました！番外編もよろしくお願いします！(*^^*) (2021年4月15日 18時) (
レス) id: c23fa28ed9 (このIDを非表示/違反報告)
星架．(プロフ) - あ、1つ誤字見つけたんですけど 、あとがきのひとつ前のページ 、とても大事な台詞だと思うので……！！俺の彼氏になってくださいになってます(´；ω；`)最後に申し訳ありませんっ！ (2021年4月15日 18時) (レス) id: fbdaaabc17 (このIDを非表示/違反報告)
星架．(プロフ) - すごく楽しく読ませてもらいました…！！！完結まで 、お疲れ様です！！ふっかさん途中からやばすぎませんか……！！！（（（なんて思ってました、笑 (2021年4月15日 18時) (レス) id: fbdaaabc17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふわ
| 作成日時：2021年3月27日 21時
