＊自覚 ページ34
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「えっ」
蓮「黄組、」
黄組のアンカーが何かにつまづいたのか、転んでしまった。
バトンは手からこぼれ落ち、立とうにも立てない。
黄組のみんなは落ち込んで「もうダメだ」みたいな雰囲気に。
すると、
走っていたはずの深澤くんが黄組のアンカーに近寄り、肩を貸してあげた。
黄組のアンカーはバトンを握り、もう一回ゆっくりと深澤くんと一緒に走り出した。
その行動に生徒からは拍手が起こった。
二人は同時にゴールテープを切った。
一位とか関係なく、協力して助け合う姿が素晴らしかったんだ。
深澤くんはかっこいいだけじゃなくて、優しくて面白くて。
そんな深澤くんのことを私は好きなんだ。
…好き、なんだ、私。
深澤くんのことが推しとしてじゃなくて、恋愛対象として。
ずっと前からそうだったのかもしれない。
気付きたくなかったのか、ただ気付かなかったのか。
私でもわからない、けど、
もともとは推しだったんだ。
でも、だんだんと推しから一人の男性として好きになったんだ。
いわゆるリアコとかいうやつ。
なんであんなに深澤くんに話しかけれたのかは、恋のせい。
恋のおかげで話しかけれたり、クッキーもあげれたり。
今でも緊張しちゃうけど、深澤くんにもっと近づきたいって思うから少しずつ話せるようになった。
かっこいいとこだけじゃなくて、優しいとこだって、面白いとこだって、友達思いなとこだって、全部大好きだ。
深澤くん、ずっと見てたよ。
頑張ってたところ、助けてあげてたところ。
深澤くんは優しすぎるよ。
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体育祭は赤組が優勝し、幕を閉じた。
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ふわ(プロフ) - 星架．さん» コメントありがとうございます！感想を教えてくださりありがとうございます！感謝しかありません…！誤字を教えていただいて…。確認不足でした…！直しておきました！番外編もよろしくお願いします！(*^^*) (2021年4月15日 18時) (
レス) id: c23fa28ed9 (このIDを非表示/違反報告)
星架．(プロフ) - あ、1つ誤字見つけたんですけど 、あとがきのひとつ前のページ 、とても大事な台詞だと思うので……！！俺の彼氏になってくださいになってます(´；ω；`)最後に申し訳ありませんっ！ (2021年4月15日 18時) (レス) id: fbdaaabc17 (このIDを非表示/違反報告)
星架．(プロフ) - すごく楽しく読ませてもらいました…！！！完結まで 、お疲れ様です！！ふっかさん途中からやばすぎませんか……！！！（（（なんて思ってました、笑 (2021年4月15日 18時) (レス) id: fbdaaabc17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふわ
| 作成日時：2021年3月27日 21時
