＊早く伝えたい ページ27
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次の日。
学校に行くためにいつも通り照と電車に乗った。
奥に目をやると、下を向いているAが。
あー、かわいい。
今日も安定にかわいいわ。
よし、仕掛けよう。
Aに推しじゃなくて、男として好きになってもらうために頑張らねぇと。
辰「照、Aのところ行ってくる」
照「あぁ、わかった」
辰「ごめん」
照「大丈夫。あっちに阿部見つけたから。頑張れよ」
辰「えっ」
照「ほら、早く行けよ」
辰「…ありがと」
照には気付かれてたか…。
言ってなかったんだけどなぁ。
俺はAのすぐそばに行った。
挨拶をすると、大きな声を出してビックリしていた。
辰「あはははっ笑 声でかいって」
「ご、ごめんなさい…、」
辰「そんなところも可愛いけどね」
「っ、！お、思ってもないこと言わないでっ」
思ってるよ。
そんなに俺ってチャラく見えるかな？
Aは顔を赤くしてブツブツと何か言っていて。
「…なんでここにいるんだ？」なんて聞こえたから、
辰「Aと一緒に登校しよっかなって」
「えっ、なんで心が読める、」
辰「全部声に出てたけど？笑」
「嘘…」
無意識だったんだ…。
それもそれで可愛い。
ハッ、とした顔で俺の顔を見てきて「なんだ？」と思っているとまた顔を下げて、可愛い顔が見えなくなった。
耳先が赤くなってるから俺のこと少しは意識してくれてるのかな？
辰「A」
「なんでしょう、」
辰「ドキドキしてる？」
「えっ」
辰「そうだったらいいなって」
「…し、してない、」
辰「全然説得力ないよ？笑」
「っ…、してないから！」
辰「ははっ笑 わかったわかった」
もっと顔を赤くして怒るもんだから、可愛くて仕方ない。
女の子に対してこんなに可愛いと思ったのは初めてだ。
早く「好き」って伝えたい。
でもフラれるのはわかってる。
ちゃんとAの気持ちが俺に向いたら伝えるから。
その時まで、誰にも振り向かないでね。
辰「A、行くよ」
「あっ、うん」
学校近くの駅に着き、Aの手を取って電車から降りた。
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ふわ(プロフ) - 星架．さん» コメントありがとうございます！感想を教えてくださりありがとうございます！感謝しかありません…！誤字を教えていただいて…。確認不足でした…！直しておきました！番外編もよろしくお願いします！(*^^*) (2021年4月15日 18時) (
レス) id: c23fa28ed9 (このIDを非表示/違反報告)
星架．(プロフ) - あ、1つ誤字見つけたんですけど 、あとがきのひとつ前のページ 、とても大事な台詞だと思うので……！！俺の彼氏になってくださいになってます(´；ω；`)最後に申し訳ありませんっ！ (2021年4月15日 18時) (レス) id: fbdaaabc17 (このIDを非表示/違反報告)
星架．(プロフ) - すごく楽しく読ませてもらいました…！！！完結まで 、お疲れ様です！！ふっかさん途中からやばすぎませんか……！！！（（（なんて思ってました、笑 (2021年4月15日 18時) (レス) id: fbdaaabc17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふわ
| 作成日時：2021年3月27日 21時
