＊お弁当 ページ25
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「…はぁ」
辰「いただきまーす」
昼休憩に入り、お弁当を食べようと思った私は校舎裏の人気が少ないところに来た。
ここなら一人で静かに食べれる、なんて思っていたら1分後。
なぜかビニール袋を持った深澤くんが「やっほー」と言いながら来た。
後をつけてきたらしい。
「やってることストーカーだからね！？」
辰「Aも俺のこと追いかけてたでしょ？」
「それ言われると何にも言えない…」
最近はあんまりしてないけどストーカーっぽいことしてたもんな…。
横を見るとパンを頬張る深澤くんが。
「かわいい…、かわいすぎる…」
辰「A？弁当食べないの？」
「深澤くんの笑顔が見れたのでお腹いっぱいです…」
辰「じゃ、俺が貰っちゃおうかな〜」
「どうぞ…」
辰「え、マジ？やったー」
深澤くんの笑顔でお腹いっぱいなのは本当だし、そもそもあんまりお腹空いてない。
最近お菓子食べ過ぎてるし、ダイエットもしなくちゃいけないなー、なんて思っていたからちょうど良かった。
お弁当も私が作ったし…、って…、
「ま、待って！」
辰「んー？」
私が叫んだ時には卵焼きを口に入れていた。
最悪…。
辰「うまっ！甘い系なんだね」
「も、もう食べなくていいから！」
辰「なんで？」
「そ、の、私が作ったやつだから、口に合わなくてまずいって言われたら…、生きてけないじゃん…」
辰「え、Aが作ったの？才能あるね」
「お世辞でもありがとうございます…」
美味しかったならまだいいけど、他のやつがまずいって可能性もあるし…。
辰「なんでそんな自信ないの？自分で食べてみればいいじゃん。ほら」
深澤くんは卵焼きを半分に切り、私に差し出した。
こ、これは…、
辰「はい、あーん」
「いや、無理無理！何言ってんの！？」
辰「早く。落ちちゃうよ」
「えっ、えぇ…。い、いただきます、」
パクッ、と卵焼きを食べた。
今日はいつもより上手くできてるけど…。
恥ずかしすぎる…。
今考えたら間接キスじゃん！
顔が赤くなるのがわかる。
深澤くんを見ると、なぜか顔が赤くなっていた。
辰「結構やばいな…」
なんで深澤くんが顔を赤くしているのかわからなかった。
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ふわ(プロフ) - 星架．さん» コメントありがとうございます！感想を教えてくださりありがとうございます！感謝しかありません…！誤字を教えていただいて…。確認不足でした…！直しておきました！番外編もよろしくお願いします！(*^^*) (2021年4月15日 18時) (
レス) id: c23fa28ed9 (このIDを非表示/違反報告)
星架．(プロフ) - あ、1つ誤字見つけたんですけど 、あとがきのひとつ前のページ 、とても大事な台詞だと思うので……！！俺の彼氏になってくださいになってます(´；ω；`)最後に申し訳ありませんっ！ (2021年4月15日 18時) (レス) id: fbdaaabc17 (このIDを非表示/違反報告)
星架．(プロフ) - すごく楽しく読ませてもらいました…！！！完結まで 、お疲れ様です！！ふっかさん途中からやばすぎませんか……！！！（（（なんて思ってました、笑 (2021年4月15日 18時) (レス) id: fbdaaabc17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふわ
| 作成日時：2021年3月27日 21時
