✽２２✽ ページ22
.
辰哉くんとのデートを楽しみ、日曜日も辰哉くんとお家デートをした次の日。
いつも通りの時間に起きて、朝の準備をし、朝ごはんを食べて歯磨きをした後、辰哉くんの家に向かった。
もう起きているだろうと、玄関のドアを開けようとすると鍵がかかっていた。
いつもなら辰哉くんが鍵を開けてくれているはずなんだけど…
仕方なくインターホンを押して、辰哉くんのママに鍵を開けてもらった。
「辰哉くんママおはよう」
母「おはよう。辰哉まだ起きてないのよね〜」
「今日仕事じゃないの？」
母「あぁ、なんか有給取ったとか言ってたけど…」
何か用事でもあったのかな、と思いながら辰哉くんの部屋に向かう。
「辰哉くーん、入るよ〜」
何も返答がないので、静かにドアを開けて入った。
辰哉くんは相変わらず寝相が悪くて、片方の手足がベッドからはみ出ていた。
「辰哉くーん」
辰「…ん、」
「朝だよ」
辰「…しごとやすみ、」
「私は学校だもん！いつもみたいにぎゅーしてよ！」
んー、と唸りながらもぞもぞとする辰哉くん。
これは起きそうにないな…と思い、仰向けになっていた辰哉くんに覆い被さるように抱き着いた。
辰「もうちょっとねかして、」
「やだ」
辰「んー…」
起きる気配がなくて、辰哉くんの顔を見るとうっすらと目が開いていた。
「まだ寝てるの？」
辰「起きてるわ」
「でも目つぶってるじゃん」
辰「これでも開けてんのよ」
くすくすと笑うと、辰哉くんも笑ってくれた。
そう言えば、
「何で今日休んだの？」
辰「ん？美容院」
「えぇ！？」
辰「それだけじゃないよ。大学の友達とも会う」
「遊びに行くんじゃん！」
辰「遊びじゃないー。今日しかないのー」
ずるい、と辰哉くんを睨むと眉間を押された。
辰「可愛い顔が台無しでしょ」
「ずるい」
辰「Aが帰ってくるまでには帰ってるから」
「絶対？」
辰「絶対」
信じるけど、やっぱり少し羨ましい。
「じゃあ、ちゅーして」
辰「口で出来ないからAからして。菌移っちゃうよ」
「え、はずかしい、」
辰「じゃあ夕方までお預けね」
と、起き上がろうとする辰哉くんのほっぺにキスをした。
辰哉くんは満足そうに笑って抱きしめてくれた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3500人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふわ(プロフ) - 深澤りんさん» コメントありがとうございます🙇♀️喜んでもらえてすごく嬉しいです！！😭これからも頑張りますね👍 (2022年5月14日 19時) (
レス) id: 6d971fce85 (このIDを非表示/違反報告)
深澤りん(プロフ) - 深澤担なので嬉しいです！応援してます！ (2022年5月3日 21時) (レス) @page16 id: 214e1122e7 (このIDを非表示/違反報告)
ふわ(プロフ) - 夢見りぃゆさん» コメントありがとうございます😊歳の差恋愛って憧れちゃいますよね！✨私もです(笑)少しづつ更新頑張っていきますのでこれからもよろしくお願いします🙇♀️ (2022年5月3日 20時) (レス) id: 6d971fce85 (このIDを非表示/違反報告)
夢見りぃゆ - コメントしていなかったのですが、作った日から見させて頂いております。僕が深澤担なので推しとの歳の差恋愛が自分と重なって(何言ってんだコイツ)とても共感の嵐の作品です！ふわさんのペースで更新よろしくお願いします！ (2022年4月30日 20時) (レス) @page15 id: 99709fe8c0 (このIDを非表示/違反報告)
ふわ(プロフ) - ゆりちょさん» コメントありがとうございます！✨にやにやしながら読んでもらいたいと思っているので、そう言っていただけてめちゃくちゃ嬉しいです😭これからも頑張りますね👍 (2022年4月30日 16時) (レス) id: 6d971fce85 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ふわ
| 作成日時：2022年4月1日 18時
