青監高校の放送委員 5日目【ブルーロック】【学パロ】

184話 ページ8

「あれ？そういえば烏先輩を見ていないような」



あれから1時間、烏パイセンの面影が無い



もしかしてナンパされてたり？



烏パイセンイケメンだからナンパされてるのは納得いくけど



「……え？」



烏「………」ｶﾞﾀｶﾞﾀ



烏パイセン見つけたのはいいけど、めっちゃ足ガタガタ震えているんですが



「烏先輩？大丈夫ですか？」



烏「見ればわかるやろ」



うん、大丈夫じゃないね



知ってたよ、烏パイセンが滑れるイメージ無いもん



しれっと失礼だな、私



「まずは落ち着きましょう……」



リンクの上でガタガタ震える烏パイセンをベンチに座らせる



生まれたての子鹿以上に震えてたよ



烏パイセンのところだけ地震でも起きたのかよ



烏「無理やわ」



「いきなり立とうとするからですよ……」



はぁ〜、、、仕方ないな



「私が支えるのでやってみましょ？」



烏「……おん」



私と烏パイセンは手を繋ぎリンクに入る



めっちゃ握る力が強いんですが、骨折れそう



どんだけ怖いんだよ



一応女子の私でもできるんだぞ？



「滑るんじゃなくて、歩く感じでやればいいんですよ」



烏「それが出来んなら苦労せんわ！」



「……そうですね」



そもそも立つことも困難なのに……ね？



にしても烏パイセンの意外な弱点がまたまた見れちゃったよ



器用に見えるけどね



「水が無理で氷なら何とか行けると思ったんですよね？



行けてないですね、どんまいです」



烏「やかましいわ」



一瞬笑いそうになったのを抑えて言う



まあ、水が無理な人は氷の上も無理ということが発覚した



烏パイセンはほのおタイプだわ



「時間はたっぷりあるので少しずつやりましょう」

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