嫉妬大作戦

優しすぎる彼 ページ19

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'' 俺が傍にいてやるよ ''









私の耳は

確かにこの声を逃さなかった



…傍にいてやる？









私は心の中で


'' グクと2人きりなんて無理、誰か傍にいてほしい ''


そう思っていた

だけど収録の準備で忙しいのにこんな事に付き合わせるなんて出来ない









＿＿＿＿＿＿＿だから黙ってた








なのに貴方は

この私の気持ちをわかってくれた＿＿＿＿＿＿。







私、口に出してないし、

表情にはあまり感情を出さない方だ、

なのに何で…









『…ジミン、、エスパーだ、エスパージミンだ…』






本当にジミンはエスパーなんじゃないか？？

やっぱりずっと一緒に仕事してきたから？

私の気持ちが読み取れるようになってきた？









JM 「エスパーなんかじゃない、自分の好きな人のことぐらいわかるよ」









『…え？好きな人？』




ちょっと待ってよ

ジミンに好きな人がいることは知っていた


嘘だよね、、？




私鈍感なほうじゃないから…

まさかだけど









'' ジミン、私が好きなの？''







JM 「Aが好き、だった」


『…え？だった、？』


'' だった '' って過去形だよね、、？

だけど今、

'' 好きな人のことぐらいわかるよ '' って






JM 「Aがグクの事を好きって分かって、諦めなきゃなって思ってた。好きな人が幸せならそれでいいって、、だけど今のAは幸せそうじゃないし笑顔も作ってる。好きな人が辛い思いしてるとこっちも辛いんだよ、、」


ジミン…

ジミンがこんな事を思っていたなんて知らなかった





JM 「…何で？なんで俺じゃないんだよ…
俺なら絶対にAを傷つけないし幸せにできるのに…」







…確かにその通りだろう







ジョングクよりも、ジミンの方が

私の事を、たくさん愛してくれそうだし、

私の事を、1番に考えてくれて、

私の事を、傷つけたりなんて絶対しないだろう









JM 「…俺、やっぱり諦めない

俺なら、絶対に悲しませない。幸せにする。」






『…ジミン』


今からでもジミンの所へ行ってもいいんじゃないか

ジミンとなら幸せになれるんじゃないか








だけど









あそこまで傷つけられて、








可能性もないって分かってるのに、









やっぱり忘れられない自分がいる









『…ジョングク』







JM 「…」









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