ふぁーすと。 So.M

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聡君を、救出して、追っかけがこないように、靴箱まで走る。




少しは勝利と彩、仲良くなれたかなぁ( ﾟ∀ﾟ)



聡「あ、の！！中島さん…」



少し遠慮がちに話しかけてきた聡君。




『……あ/////』



そういえば私聡君の腕掴んだままだった。



『ご、ごめん！！勝手に連れてきちゃって…しかも…痛くなかった？！』



聡「全然！むしろ助かったよ。ありがとう^^*」

優しいなぁ…


というか、

ありがとうって言いながら首をかしげてニコってする聡君



無意識なのかな。可愛いすぎるんだけど…





ﾋﾟｺﾝ♪



スマホが鳴った。



しょーり。どこいんの?

しょーり。早く返事しないと

しょーり。ジュース2本




え、え、え、え、なぜに2本？！


とか言ってる場合じゃなくて！！！




☆A☆至急靴箱までお越し下さい。




聡「ﾌﾟｯ…アハハハハww」




『え、なになに？！』



聡「いや、中島さん焦ってて、可愛いなぁって。」



か、かわいい……




ついに幻聴が聞こえてるのか…



『え…と…/////』




聡「あ！！いや、あの、ちが…くはないけど…/////」



聡「なんか、恥ずかしい…///


今まで可愛いって言って恥ずかしいことなかったはずなのに…(動物とかに)」




そうだよね。やっぱり…聡君色んな子に可愛いって言ってきたんだなぁ…



『…私が変な勘違いしたから…だよ！！

ごめん…』



聡「俺も！！


俺なんかに可愛いって言われても嬉しくないよね…」



嬉しくないわけない。





すごく、嬉しい。

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