ふぁーすと。 So.M

＊16 Aya ページ16

Aの友人、今川彩です。



今日転入してきた松島聡…君。




私、Aみたいに素直じゃないし、明るくないし、


人見知りだけど…



佐藤くんに恋してます。




そんな私ですが、今Aが転入生君の救出？に行ってるから、教室のドアの近くで、憧れの佐藤君の隣にいます。





や、やばい…近くで見たらやっぱりイケメンだ…



私の頭はパニック寸前。




勝「ねえ。」



彩「え、私ですか？！」



勝「他に誰がいんの。笑」



彩「ですよね…//」



勝「この後、聡とAと遊ぶつもりなんだけど……今…お前もくる？」


彩「…」

な、名前覚えられてなかった…


それより今なんとおっしゃいましたか？？





大好きな佐藤くんからのまさかのお誘い。



頑張って返事しないと。



彩「あの…」



佐藤君は、一瞬まずい！って顔して、



勝「わりぃ…下の名前は覚えてるんだけどさ…名字、分かんなくて。」

そのことを言おうとしたんじゃないけど、やっぱり優しい人なんだなぁ。


下の名前覚えてくれてるんだ…！
ほんとにそれだけで充分だよ…



彩「今川です。今川彩！」



勝「ん。今川な。ちゃんと覚えた。笑

で、どうする？」



A曰くレアの佐藤君の笑顔。


彩「あ、行きます！！是非！//// 」



勝「おっけ。
…あ、来たきた。」



Aと転入生君が来たから会話終了。



人生で初めて佐藤くんとこんなに話したから、今年の運なくなっちゃったかも…

【お知らせ】→←＊15

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す