ブルーロックのマネージャー？！

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『サッカー、って...スポーツの？』


玲｢おう｣

...びっくりした


サッカーなんて玲王とは縁もゆかりも無いものだし

てっきり会社の跡を継ぐと思っていたから



『でもどうして急に、』

玲｢...俺は、会社の跡継ぎとかそんな簡単に手に入るモノなんて要らない。こう...ビビッときたんだ｣


そう語る目は本気であることを物語っていて

『...玲王パパは多分、、反対してるだろうけど。私は、玲王がやりたいって思ったことなら全力で応援するわ』


何かあったらサポートするから言って！と見つめ返せば、目を輝かせて抱きついてきた

玲｢っありがとう！やっぱお前だけだ！｣


久しぶりにここまで生き生きしているのを見て少し妬いてしまったが、その言葉を聞いて心が安堵した


...まぁ、ここまでは良かったんだけどね

･
玲王のサッカーする宣言から少しだけ経った頃

帰る時間になって私の教室に玲王が迎えにきた時


玲｢帰るか！｣

自分の顔がものすごく引き攣っているのだろうな、なんて自ずと感じた


『ね、ねぇ...後ろの人、誰？』


玲王の後ろで気だるそうにスマホをいじっている高身長で白い髪の男


『(でっっか...)』

玲｢あぁ、紹介しようと思ってな！｣

とりあえず、詳しいことは車の中で！と言われとてもショックを受ける


だって一緒に登下校しているのは今まで私だけだったから


『わ、かった』

3人で並んで車まで向かった


相変わらずスマホをいじっている男

張り切った様子で男に話している玲王


何やら｢お前は俺とサッカーをするべきだ！｣なんて話している


っちょっと！何こいつ玲王のこと無視してんの？！


ショックと苛立ちで色々な感情がごちゃ混ぜになる


ギリ、と歯を食いしばりながら荒ぶる気持ちをなんとか落ち着かせた

･

車について初めて男が口を開く


？｢うわー、すご。何この長い車...え、誰？｣

こちらを向いて眠そうな目で見つめてくる


今？？！ってか、それはこっちの台詞よ！！！


玲｢あぁ！こいつは俺の幼馴染のA｣

？｢...あー、いつも一緒にいる人だ。よく飽きないなぁって思ってたんだよね｣


何こいつ！！！


玲｢んで、こっちが凪 誠士郎｣

そう言って事の成り行きを話し出した


なんでも階段でのスマホトラップに惚れて一緒にサッカーをやるらしい


...当の本人はやる気なんて無さそうだけど？


『で、でも本人全然やる気無さそうじゃない？』

ひくついた口角のまま凪 誠士郎とやらのスマホを指さした

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