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にじゅうさん ページ24

教「ん?あぁ、今日は初めての謁見の時間だったからね。どんな感じだったか聞きに来たんだ」




でも、退屈だっただろう?と微笑む教祖様




その言葉を聞いて4人はここぞとばかりに口を開く




小「いいえ、そんなことありませんわ…感慨深い教えでした!」




楓「えぇ!お陰でもっと博識深くなったようです!」




佳「とても興味深いものでした」




一「もっと聞いていたい位素晴らしい教えでしたもの!」





ふぅん…さっきまであんなにげんなりしてたのに




でも教祖様のお顔見てみなさいよ




死んだ目してるじゃない




それに私はそんな程度の低いことなんてしないわ




A殿はどうだい?と聞いてくる教祖様を1度見つめてから目を伏せる



『えぇと…私は少し退屈でした』




その言葉を聞いて教祖様は少しだけ目を見開く




4人は顔を引き攣らせ、額に青筋を浮かべた




小「あなた!何を言ってるの?!信じられないわ…」




一「折角の教祖様の教えを…!」




次々と責め立てる声が飛び交う




んもう!話は最後まで聞きなさいよね




『えっ、いや、そういうつもりじゃ無くて…』



頬を赤く染めて教祖様を見つめてから、そっと目を逸らす




『その、教祖様がすぐ傍に居るのにお話したり出来ないのは…なんだか寂しいなぁって、、』




ごめんなさい、と顔を隠すように俯く




シーンとなったその場に1つ乾いた笑い声が響いた




童「…ほら、顔をお上げ」




顎に手を添えられ、上を向く



童「寂しかったのかい?それはすまなかったね…じゃあ後で部屋に向かうよ、そこで話そうじゃあないか」




優しく微笑む教祖様はやっぱりかっこよくて




きっと神様ってこの人のことを言うのね




虹色の瞳から目が話せずにいると楓の劈くような声がその場の空気を切り裂いた




楓「わ、私もお話したいことがございましたの!私の部屋にもいらっしゃって!!」



…小賢しい



佳「あら偶然、私も紹介したい本があったところで」



小「ちょっと、人前でそんなことはしたないわ」





ギャーギャーと言い合いを始める4人




『ちょ、ちょっと落ち着いて、』

一「はぁ?元はと言えば貴方が原因じゃ無いの?!猫被りは良したら?」


楓「ちょっと聞いてるの?!」


一「少し黙りなさいよ!!」




…完全に正気を失ってやがる(震)

にじゅうよん→←にじゅうに



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:襟乃空ちゃん: - この小説は、私が夢小説というワードを知って、初めて読んだ小説なので更新してくれるのいっつも楽しみにしてます! (11月16日 0時) (レス) id: b670a6340b (このIDを非表示/違反報告)
:襟乃空ちゃん: - コメント失礼します!夢主ちゃんと私の性格が似てて、ヤバイです(語彙力皆無)童磨様ガチリアコ勢で、作中ずっっっっと心拍数ヤバイです((このような神作を作ってくださり誠にありがとうございます(血涙 (11月16日 0時) (レス) id: b670a6340b (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - コメント失礼します。主様の悪女主系のお話大好きです!言葉遣いや、行間、ストーリーの進め方など全てのバランスが良くて、とっても読みやすいです!!こんなに印象に残った作品と作者様は初めてっていうくらいです!続き楽しみにしてます!頑張ってください!! (8月30日 16時) (レス) id: d29c5267d6 (このIDを非表示/違反報告)
れーと - コメント失礼します。更新ありがとうございます!この小説大好きです!応援してます! (8月28日 12時) (レス) @page41 id: f8da97e70e (このIDを非表示/違反報告)
よぞら(プロフ) - 更新待ってましたあ〜!!めっちゃよかったです!次も楽しみにしてます〜 (8月28日 6時) (レス) @page41 id: b69074ea7c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:パピ子 | 作成日時:2022年8月29日 23時

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