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じゅういち ページ12

部屋に戻れば今は楓の番なのかそれ以外が集まって話をしていた




あの場に居なかった一樺だが何を吹き込まれたのかこちらを怪奇な目で見つめている




その他2人は予想通り強く睨んできていた




大袈裟に肩を揺らせば庇うように頼子さんが前に立ってくれる





頼「皆様、ご混乱中でしょうがくれぐれも問題を起こさぬようお願いします」





うぉお…凄いわね





さっきいた頼子さんとは別人のように頼もしい感じだ





名前なだけに







「お次はA様でございます、準備はよろしいでしょうか?」




微妙な空気の中、頼子さんはずっと部屋の中に居て少し経ってから楓と代わりの信者がやってきた





楓は頬を赤く染めてドギマギした感じだったが私を見るなりそれは般若に変わった




『あっ、はい!』





部屋への案内は頼子さんに代わって貰い、部屋を出る





うぉぉおおお…緊張してきた…





何言ってるかは分からんがいきなり嫌われる、もしくは疑われる位は全然あるからね





そうなったらちょっと面倒臭い





不安な面持ちの私を心配するように頼子さんは言った




頼「きっと大丈夫よ、教祖様は誰かの一方的な意見を信じ込んだりしないわ」




…そうだと良いんだけれど





はい、と笑顔で答えたあと大きく深呼吸をする





そして…ゆっくりと襖を開いた





童磨side




うーん…面倒なことになったなぁ、、、





事の発端は信者の一言





「教祖様!そろそろ嫁を迎えてはどうでしょうか?!」





1度は断ったものの、信者達がやる気になってしまい引くに引けなくなった





まぁ無惨様も好きにしろ、と仰っていたし流れに身を任せるのが1番だと判断した俺は張り切る信者を尻目に扇を仰ぐ





流石に5人も娶ると聞いた時は想定外だったけど…どうやら俺の瞳の色に合わせた女を見繕ったらしい




全く…そんな大変なことよくやろうと思ったよね





月日の流れは早いもので今日が初対面の日だ




お嫁さんの家族と共に5人を迎え入れればその内の1人と目が合う





…わぁ、なんだあの子





凄く綺麗な子じゃあないか!





その他4人も美人だけど…俺が生きてきた数百年の間、あれ程の美人は見たことが無いぜ





うぅん、残念だなぁ





あんな美人、出会える可能性なんてそうそう無いんだから喰いたかった…喰うのは鬼だとバレる可能性が高くなるから、と無惨様がお許し下さらなかったんだ





…ほんと、惜しいことしたなぁ

じゅうに→←じゅう



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:襟乃空ちゃん: - この小説は、私が夢小説というワードを知って、初めて読んだ小説なので更新してくれるのいっつも楽しみにしてます! (11月16日 0時) (レス) id: b670a6340b (このIDを非表示/違反報告)
:襟乃空ちゃん: - コメント失礼します!夢主ちゃんと私の性格が似てて、ヤバイです(語彙力皆無)童磨様ガチリアコ勢で、作中ずっっっっと心拍数ヤバイです((このような神作を作ってくださり誠にありがとうございます(血涙 (11月16日 0時) (レス) id: b670a6340b (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - コメント失礼します。主様の悪女主系のお話大好きです!言葉遣いや、行間、ストーリーの進め方など全てのバランスが良くて、とっても読みやすいです!!こんなに印象に残った作品と作者様は初めてっていうくらいです!続き楽しみにしてます!頑張ってください!! (8月30日 16時) (レス) id: d29c5267d6 (このIDを非表示/違反報告)
れーと - コメント失礼します。更新ありがとうございます!この小説大好きです!応援してます! (8月28日 12時) (レス) @page41 id: f8da97e70e (このIDを非表示/違反報告)
よぞら(プロフ) - 更新待ってましたあ〜!!めっちゃよかったです!次も楽しみにしてます〜 (8月28日 6時) (レス) @page41 id: b69074ea7c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:パピ子 | 作成日時:2022年8月29日 23時

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