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薄々気付いていたけど、Aさんは分かった上でやっていた
今までの行動全部全部
私を煽っていたんだ
そう思うとどうしようもない怒りが襲ってきて、でも怒ることはできなくて
自信が無いから、
代わりに安田は怒ってくれた
…いい友達に恵まれたなぁ
でもその場の空気は最悪
何ともまぁ上手な演技で涙を流すAさんを見て全てを悟る
…あぁ、私の頑張りって三ツ谷にとっては「そんなこと」なんだ
脈なんてそもそも無かったんだ
でも、今更嫌いになんてなれなくて
ほんのちょっとの望みに期待してしまう
…三ツ谷が安田を軽蔑する目で見ている
そんなに大事?
結局は顔なんじゃ無いの?
ドス黒い感情が渦巻く中、これ以上嫌われたくない気持ちの一心で
急いで取り繕った顔で笑った
・
Aside
あらら…もう安田さんはたかちゃんからの印象はマイナスなんじゃ無いの?
浅野さんはどうか知らないけど…腹の中では怒り狂ってるだろうね
罵ってくれても良かったのよ?(Mじゃ無いよ)
そしたら今日で終わらせてあげたのに♡
ギクシャクした雰囲気の中、泣き止んだ私を抱いていたたかちゃんが不意に立ち上がる
三「…目、腫れないようにコレ冷やしてくるワ」
手に持っていたのは私が以前あげたハンカチで
持っててくれてたんだ、と跳ね上がって喜びそうになる(オタクですからね私)のを抑えてたかちゃんを見上げた
三「待っててな」
頭を一撫でして安田さんを見た後、教室を出ていった
えぇ…この中で1人にするぅ?
こういうとこ抜けてんだよな
しばらくして先程まで下げていた眉を戻して真顔で2人を見つめる
水道は確か…1番反対側の方だよね
そうと決まれば強く睨んでくる安田さんと眉を顰める浅野さんに向かってにこりと微笑む
『…ごめんねぇ、たかちゃん盗っちゃって』
くふくふ、と馬鹿にするように言えば浅野さんの顔が赤くなる
『あ!でも、最初っから君のモノじゃなかったね…えへへ、ごめんごめん』
その言葉を機に浅野さんが立ち上がった
浅「あのさ!、っなんで分かっててこういうことするの?私だって貴方が良い人なら諦められた!…どうして、」
…何言ってんの?
そんなん考えたら分かることじゃん
『だってそれじゃあつまんないでしょう?』
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ミルクティー - 最近の悪女に仕立てられました系じゃなく自分から女に嫌われて男に好かれる悪女になる本見るの久々❗面白かった❗更新楽しみ (4月6日 18時) (レス) @page47 id: 12753137d6 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクティー - まさまさは、分からんけど違和感と、乾燥した時みたいな感じはする。 (4月6日 16時) (レス) @page12 id: 12753137d6 (このIDを非表示/違反報告)
よぞら(プロフ) - 更新待ってましたああ!! (3月28日 0時) (レス) @page47 id: bb1e0ee73a (このIDを非表示/違反報告)
静波紅音 - 更新頑張って!ストレスが発散される作品だね!! (9月23日 17時) (レス) @page46 id: 664202b07f (このIDを非表示/違反報告)
ひめか(プロフ) - やばいやばい!最高すぎます〜!!続きが早くみたい!楽しみにしてます! (7月4日 23時) (レス) @page46 id: d30a0c4a49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:パピ子 | 作成日時:2022年3月26日 17時