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っと、まぁこんな訳ですよ
そろそろ時間が無いから早足で指定された公園に向かう
家から近くもないし思ったより距離あるんだよねぇ
ほら、家から近いと特定されちゃうかもだし危険じゃん?
『おし!着いた!』
しばらく歩いて広めの公園に着いた
ベンチに座り、何も知らないフリをして携帯をイジる
さぁ、こっからは灰谷ブラザーズにかかってるよ
・
愛菜side
愛「ちょ、ちょっと!1人で来てるわよ!」
想定外のことを慌ただしく蘭達に伝える
何よ!完璧だと思ったのに…
竜「たまに待ち合わせしたりする時もあるから多分待ってるんじゃない?…ほら、携帯触ってるし、」
本当だ…なら良いわね
蘭「もうこのまま突撃しようぜ」
えっ、早くない?
愛「早くないかしら?だってまだ、」
竜「ビビってんの?」
っ、一瞬
一瞬だけ蘭達の目がとても冷たいように見えた
精神状態まで病んじゃってるのかしら?
…気のせいよね
蘭「ほら、俺らには証拠があるんだし兄貴が居ない間に思いっきり責められるじゃねぇか」
そうだ
私には証拠がある
何も臆することなんて無いわ
愛「そうね…行きましょう」
意を決して足を踏み出した
・
お?
きたきた
愛菜さんを先頭に3人が近付いてくる
うわぁ〜…イケメンと不細工って本当に不釣り合いね
見てて恥ずかしくなっちゃう
あちらから声をかけられるまで私は動かない
愛「ねぇ」
思ったより早かったあせあせ
『んぇ?…あ、愛菜さん?それに蘭と竜胆まで、』
白々しく驚いたフリをする
愛「今日はね、貴方がしてきたことをまとめてお返しに来たの」
騙されているとは露知らずカッコつける愛菜さん
はず
『お返し、って』
愛「蘭も竜胆もあんたに傷付けられた、勿論私もよ!それなのにやられっぱなしだなんて御免だわ!だから今日は真実を明らかにする為に来た、春千夜君の目を覚ましてあげるためにもね」
自信満々だなぁ
てか春千夜君て呼ぶなし
あと蘭ちゃん竜ちゃんのことも
灰谷兄とかでいいだろ
『で、でもお兄ちゃんはAのこと信じてくれるよ!お前らが何言ったって無駄なんだから!』
焦ったように言えば更に愛菜さんの口角が上がった
あ〜可哀想
全部全部、
シナリオ通りだってのに
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ミルクティー - 最近の悪女に仕立てられました系じゃなく自分から女に嫌われて男に好かれる悪女になる本見るの久々❗面白かった❗更新楽しみ (4月6日 18時) (レス) @page47 id: 12753137d6 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクティー - まさまさは、分からんけど違和感と、乾燥した時みたいな感じはする。 (4月6日 16時) (レス) @page12 id: 12753137d6 (このIDを非表示/違反報告)
よぞら(プロフ) - 更新待ってましたああ!! (3月28日 0時) (レス) @page47 id: bb1e0ee73a (このIDを非表示/違反報告)
静波紅音 - 更新頑張って!ストレスが発散される作品だね!! (9月23日 17時) (レス) @page46 id: 664202b07f (このIDを非表示/違反報告)
ひめか(プロフ) - やばいやばい!最高すぎます〜!!続きが早くみたい!楽しみにしてます! (7月4日 23時) (レス) @page46 id: d30a0c4a49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:パピ子 | 作成日時:2022年3月26日 17時