検索窓
今日:13 hit、昨日:84 hit、合計:327,511 hit

4 ページ5

母「でも会いに来てくれて嬉しい!それでね、父「それよりAはどこにいるんだ?」!っ、」




うわ



それはあかんて我が父よ




母「…そこの、ソファーに居る」




…なんでこの態度で気付かないんだろ?鈍感?




父「A〜」




優しい声で私の名前を呼ぶ父




ここは媚売っとくか




『だあ!』




父「A〜!!!」




さっきの威厳どこいった




驚き通り越して冷静になってきたわ





溶けた顔をして私を持ち上げる父




『あうっ!だあ!』




やべーレパートリーがあう、とだあ、しかない




どうにか嬉そうに笑う私




父「今日もAは俺に似て可愛いなぁ〜」




そう言って目を細める父に既視感を覚える




まつ毛バッサバサの色素薄い系…




えまって




これ明司兄妹にっていうか、三途春千夜にそっくりなんですけど!?




まさかそんな伏線回収ある?!




えっちょっとぱぱ名字教えなさいよ!!!




興奮している私をよそにニコニコしているぱっぱ




母「ねぇ!私にも構ってよ!」




焦ったように話しかける母




父「あ〜すまない、Aが可愛すぎて」



そんなキリッとした顔で言わないでよ当たり前だけど




父「それより香水付けすぎじゃ無いか?Aが嫌がったらどうする」




それは同意




嫌がってます





母「えっ、でもこれみなとが好きって言ってくれたやつで」


父「そうだったか?とりあえずAの体に悪いかもしれない、これからは控えてくれ」




あちゃー




母はふるふると震えこちらを鋭く睨んできた




まるで「後で覚えておけよ」とでも言うように




でも怯える必要はないわ





え?なんでって?






そりゃあ…今から制裁を与えるからよ





父が私の右腕を触った瞬間顔を歪める




父「っ!どうした?痛かったか?」




ごめんなぁと腕を捲ろうとすると焦った母は父を止める



母「だ、大丈夫よ!それよりコーヒー飲まない?美味しいのが、」




父「なんだ、これは」





過保護な父は聞きもせず私の腕を捲った




するとくっきり出来ている青あざが露わになる



母「っこ、これは!そう!転んで出来ちゃった傷で!」




父「じゃあなぜ手当をしない!?ここにも、ここにもあるぞ!」




母「えっと、それは」




父「嘘をつくな!お前がやったんだろう?!」



流石にそこまで鈍感では無かったらしい




父は勢いよく立ち上がった

5→←3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (300 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
905人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

光華(プロフ) - なつさん» 本当だ!よく見てませんでした!教えて下さりありがとうございます!! (2022年9月20日 12時) (レス) id: 50f3e04b49 (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - 光華さん» 下のコメントにも書かれているようにパクリ防止の為、パクリ作品が無くなるまで公開停止するそうですよ。 (2022年9月19日 21時) (レス) id: f8c96144e5 (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - パピ子さん!とっても面白いです!夢主ちゃんの、徹底的に潰すって感じがカッコ良すぎます(≧∀≦) 『悪女?バカバカしいww』を読みたいのですが、パスワードが掛かっていて読めませんっ!出来れば教えてもらえませんか? (2022年9月19日 2時) (レス) id: 50f3e04b49 (このIDを非表示/違反報告)
パピ子(プロフ) - ちらさん» コメントありがとうございます!それについてですがパクリ作品が無くなるまで公開停止、ということになったんです…ですので、問題が解決されるまで少々お待ち頂けると嬉しいです! (2022年9月2日 18時) (レス) id: 501ef5265e (このIDを非表示/違反報告)
ちら - こんなところにすみません、悪女?馬鹿ばかしい、のパスワードを教えていただけますでしょうか (2022年9月2日 16時) (レス) id: e8624c68f6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:パピ子 | 作成日時:2022年2月19日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。