愛され妹

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…待ってたぜぇこの機会を



『兄妹？』



パパ｢うん、覚えていないだろうけどAには腹違いの兄妹が3人居るんだ。ずっと前から会わせたかったんだけど、…それにAにもママが欲しいだろう？｣




ママはいらんけど兄妹には会いたい！！！



『A、パパが居れば寂しくないよ…でも兄妹には会ってみたい！』




そう言えば顔を綻ばせたパパ




父｢そっか、分かった…じゃあ急なんだけど明日の予定なんだ！｣




はや




『あ、明日？！急だねぇ…』




まぁ、キャラに会えるんなら大歓迎ですわ




そう思った私は明日の為に意気込んだ




〈翌日〉




着いた先は質素だけれど立派な家




聞こえてるんじゃないかって位鳴る心臓を抑えながら部屋に上がる




パパの後ろから様子を伺うと中には1人しか居ないようだった




え？さ、3兄妹は…？




恐る恐る顔を出すとそこに居たのは女の人




なんか綺麗だけどかっこいい系のキリッとした感じ




私の母とは真逆のタイプだった




相手も私を見て固まっている





きっと春千夜達のママさんだろう




あ、今更だけど私の推しは梵天メンバーです





明ママ｢…その子が、｣





父｢うん、可愛いだろう？｣





他の女との子供をそんな風に紹介されたら嫌じゃない？





昔からパパはそういう所がある




明ママ｢、えぇ…本当に｣




驚いた様に私を見つめる




『あ、のぅ…』



明ママ｢！、ごめんなさい。じゃああの子達を呼んで来るわ｣




きた！




きっと第一印象は悪いよね





とりあえず私は推しの春千夜さんを落としにいきます




ブラコンになります




以後、お見知り置きを！！！





ワクワクしながら待っていると数人の足音が…




____________________




現在、目の前には3兄妹




お世辞にも仲が良さそうとは言えない




でもそんな3人ですら私の顔に釘付けだった





えっと、パパはお姉ちゃんとお兄ちゃんって言ってたから…末っ子かぁ！




未だに私の顔を凝視している3人に向かって笑顔で言う




『よろしくねっ、お兄ちゃん！お姉ちゃん！』




ハっとした後は各々の反応





千｢私に…妹？｣




春｢…俺に兄妹はいねぇよ、｣



武｢…｣





なんか反応薄くねぇ？





それからはトントン拍子に事が進んだ





パパは結構3兄妹に嫌われていた




が、パパと明ママのゴリ押しで
















なんと一緒に住むことになったらしい

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