参拾陸 ページ37
Aが去って行き、9人の柱が残ったその場は騒然としていた
蜜「ね、ねぇ皆!見たかしらAちゃんのお顔?!私あんなに可愛い子見たことないわぁっ!あっ、しのぶちゃんが整ってないっていうことじゃなくて!」
恋柱がわっと話し始める
し「えぇ、分かってますよ。本当に…怖いくらい綺麗な顔をしていますよね。…でもその分大変な思いもしていらっしゃるようで、」
蟲柱が怪奇な顔をして言う
胡蝶しのぶは分かっていた
あの夜、Aの手当てをしている時に見た体の傷は何なのか
天「それってどういうことだ?」
宇髄を筆頭に柱の全員が胡蝶へと視線を向ける
し「あぁ…実は1度、京極さんを手当てしたことがあるんです。酷い怪我でした、見てみると…体に刀で斬りつけたような傷は複数個あったんです。…所謂「女の嫉妬」というものでしょうかね」
それを聞いた柱は不快そうに顔を歪めた
蜜「酷いっ!一体誰がそんなことをっ」
煉「実に不快だ。正々堂々立ち向かわず、卑怯な手を使うなど言語道断!鬼殺隊として恥ずかしいばかりである!!!」
悲「あぁ…可哀想に、あのような可憐な少女に刀で手を出すなど…」
実「鬼を斬る刀で人間を斬りつけるゥ?一体全体どこのどいつだァ、俺が1から指導してやるよォ」
口々に話し始める柱達
先程の少女は会って数分の者たちを既に深い沼へと引き込んでしまっていた
何とも末恐ろしいばかりである
兎に角その場は胡蝶の一声で落ち着いたが、その場に一般人…いや一般隊士が居れば失神してしまう程の殺気が立ち込めていたという
・
めっちゃ口調難しかったっす
・
『みんな〜!』
襖をスパーンと開けて声をかける
炭「A!?任務に行ったんじゃ、」
善「Aちゃぁぁぁあああん!!!」
炭治郎の言葉を遮るように善逸が突進してきた
善「あぁっ!生きてる!!!寂しかったよぉぉぉおおうう!!!!」
『ひょ、ぜんいふ…』
頬ずりをされながら生存確認と共に思いっきり匂いを嗅がれる
あっちょっと引いたかも(嘘)
炭「やめないか、善逸!気持ち悪いぞ!」
すげぇストレートやな
炭「ところでなにか事情があったのか?急に帰ってくるなんて、」
ハッ忘れてた!
『あのね!私柱になったの!』
「「柱ってなんだ/なぁに?」」
え?
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mini(プロフ) - 大好きな作品です😊ダダ、忍たま乱太郎の愛され見たいです(๑•̀ㅁ•́ฅ✨書いていただけたら嬉しいです。よろしくですm(*_ _)m (2023年1月10日 19時) (レス) @page2 id: 337e076822 (このIDを非表示/違反報告)
りある - シマエナガかわゆい♡目潰れるわ(つд⊂)w (2023年1月3日 17時) (レス) @page13 id: b50d18fce3 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - こうゆう悪女主で愛されが最高に好きです (2022年8月5日 20時) (レス) id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年8月5日 20時) (レス) @page38 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - 好きですこういう主人公!パピ子さん本当に天才だとおもいます。 (2022年6月6日 16時) (レス) @page34 id: 97f5eb0e61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:パピ子 | 作成日時:2021年10月13日 23時