弐拾参 ページ24
炭｢いや！信じるよ！だって、さっきから嘘の匂いはしない、！｣
善｢音も聞こえないよ、真実の音がする｣
だってそうしてるし
ていうのは置いといて、安堵したように笑う
あ、そうだ
神サマにお願いしたいことがあったんだ
今度呼び出してみようと考えていると、ふと感じる違和感
ん？
『炭治郎？善逸？』
え…
なんか時止まってんだけど
動揺が隠せないなか、後ろを振り向けばあの神サマが居た
『うわぁっ！…び、びっくりした』
心臓が飛び跳ねるように鳴る
神｢HAHAHA、ごめんよ！んで、聞きたいことって何？｣
えっ心ん中読めるの？！
神｢なんで分かったの？って顔してんねぇ、僕に関することだったらいつでも脳内とかで話しかけてくれれば来るよ。で、何？｣
急かすように聞いてくる神サマ
あんた暇やろ
『えっと、お願いがあって…他人の感情を上塗りできるようにして欲しいの』
神｢上塗り？｣
『うん、今の私の力は自分の感情を上塗りすることができるわけじゃん。それを他人にも適応出来るようにして欲しいなぁって』
きゅるるん、とした顔で言う
神｢えぇ〜、それだとなぁ…まじで無双だし、チートになっちゃうよ｣
渋る神サマ
しょうがねぇ
思いっきり息を吸って口を開く
『へぇ〜そんなこと言うんだぁ…あぁーあ！私もう少し元の世界で生きていたかったのになぁ！死ぬ筈も無かったのに、私はただ人を助けただけなのに…はぁ〜、その仕打ちがこれかぁ』
神｢ｷﾞｸｯ…分かったよ！んじゃあその能力は1日１回までなら使える！これでどお？｣
『は？１回？そんなの少なすぎ！5回にして！』
お願い！と神サマに抱きつく
お前触れるんや…しかもいい身体しとんな
神｢はぁ…しょうがないなぁ、じゃあ1日3回まで！これ以上はダメだよ！｣
ﾁｯ…まぁいいか
『むぅ〜分かった。3回ね、ありがと！ばいばい！』
強制的に神サマと私の空間を終わらせる
気付けば炭治郎も善逸も動いていた
『でも、こんなことでへこたれてちゃダメだよね』
再度急いで流した涙を拭ってにへら、と笑う
2人は辛そうな顔をしていた
え…なんかごめん
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 627人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mini(プロフ) - 大好きな作品です😊ダダ、忍たま乱太郎の愛され見たいです(๑•̀ㅁ•́ฅ✨書いていただけたら嬉しいです。よろしくですm(*_ _)m (2023年1月10日 19時) (
レス) @page2 id: 337e076822 (このIDを非表示/違反報告)
りある - シマエナガかわゆい♡目潰れるわ(つд⊂)w (2023年1月3日 17時) (レス) @page13 id: b50d18fce3 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - こうゆう悪女主で愛されが最高に好きです (2022年8月5日 20時) (レス) id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年8月5日 20時) (レス) @page38 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - 好きですこういう主人公！パピ子さん本当に天才だとおもいます。 (2022年6月6日 16時) (レス) @page34 id: 97f5eb0e61 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：パピ子
| 作成日時：2021年10月13日 23時
