今日も私は愛されるの

拾肆 ページ15

村｢そっちの子は…怪我1つ無い？｣



3人とも混乱している



華｢あっ私…怖くて、少ししか戦えてなくてっ｣



『っ私たち初めての任務で…でも鬼は｢私が｣倒したので…ｹﾞﾎｯ、任務の方、は大丈夫ですよ』



モブ｢この子が倒しただけでも30体以上居たぞ、しかも初任務ならこの怪我も可笑しくない｣ｺｿｺｿ



モブ｢それなのにずっと見てるだけだったのか？何人も隊士が死んでいくのを？｣ｺｿｺｿ



そこで何かに気付いた村田さん




村｢？…この切り傷、刀じゃ無いと付けられない様なもんだぞ｣



待ってました




モブ｢まさか、君が｣



華ちゃんの刀には少しだけ血が付いてる



勿論それを見越した上で



華｢違う！Aちゃんが今自分でっ｣




『え…な、んで…嘘つくの？』



村田さんに抱えられながら信じられないという様な顔で涙を流す



モブ｢こんな怪我してんのに自分で付けられる訳無いだろう｣




いい流れ




村｢なんでそんなこと、…とりあえず急いで蝶屋敷まで行くぞ｣




3人とも私を信じたのか華ちゃんを睨みつけながら私を蝶屋敷まで向かった



そりゃあんな状況下なら私を信じるに決まってるわ







しばらくすると蝶屋敷らしき所に着いた




待って！！！



蝶屋敷ってことは誰かしらの原作キャラに会えるの確定演出やん！！！




やばい手汗がhshs




村｢夜分遅くにすみません、怪我をした隊士を連れて来ました｣




私をおぶりながら戸を叩く村田さん




？｢はい、今出ます｣




出てきたのは…





ああああアオイったーん




可愛いよぉ可愛い…なほちゃんすみちゃんきよちゃんも居る…




ア｢！、酷い怪我…急いで胡蝶様を呼びますね｣




えそんなに重症だったの私？




…やりすぎちった☆





待って胡蝶様って言った？




あぁもう私はちぬのかも知れない





ﾊｯｯｯこの藤の花のかほり！？




胡｢あらあら、大丈夫ですか？お嬢さん｣





心配そうに顔を覗き込んでくる




やばいやばい冷静さを保たなくてはｯ




『ｹﾎｯ…だ、大丈夫です』




顔をあげて見るとみんな驚いた顔をしていた



だって私可愛いもん()




なすきア｢(こんなに綺麗な子初めて見た…)｣




胡｢！…綺麗なお顔が台無しですよ、こちらへ来てください｣




少し取り乱したが、すぐに笑顔を貼り付けて部屋へと案内してくれる










…さすが柱

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