参 ページ4
パチリと目を開ける
…天井?
すると襖の開く音がして声をかけられる
?「起きたかい?」
そこには着物を着た和風イケメンが立っていた
『え、っと…ここは?…どなたでしょうか?』
最大限ぶりっ子をして答える
?「…ふふ、すまないね。まだ混乱しているだろう」
私の傍にゆっくりと座ってそのイケメンは話し始める
?「私は京極真琴、ここに住んでいる。半刻ほど前、外から物音がして見てみたら君が倒れていた。君は自分のことについて覚えてることはあるかい?」
なるへそ
『真琴さん、ですか。ありがとうございます、私は…名前はAと申します。苗字はありません。歳は16、』
う〜ん…親から逃げてきたっていう設定でいいか
『り、両親はっ…に、げてきました』
怖がるふりって案外簡単だよね
真「…そうかい。よく頑張ったね」
暖かい手の甲で頭を撫でてくれた
ポロポロと涙を零していると、
真「…A、行く宛てが無いなら私と一緒に住まないかい?」
『…………えっ』
真「長いね」
『い、良いんでしょうか?』
こんなイケメンと暮らせるなんて本望だわ!!!
真「勿論さ。」
仏の様な笑みで涙を拭ってくれる
あぁ…浄化されてまう
真「とりあえず、Aには今から僕のことについて知ってもらおう」
『は、はい!』
真「Aは…」
鬼殺隊というものを知っているかい?
『き、さつたい?』
エッッッッッッッッッ鬼殺隊ってあの鬼殺隊!?
『ごめんなさい、知りません…』
真「いや、知らないのが当たり前さ。…A、この世には『鬼』というものが存在していてね…」
それから鬼のこと、鬼殺隊のこと、そして…
真琴さんが鬼殺隊の元柱ということが分かった
拾ってくれた人が元柱って…運良すぎないか?
真「それでAには体力作りをして貰おうかと思っている」
『体力作り、ですか』
真「うん、これからはAは僕の家族だ。でも元柱である僕の傍にいるということはそれなりに鬼に襲われる可能性も上がる。僕はAが鬼に殺されて欲しく無いんだ、そこで鬼から逃げられるだけの力を得られるようにね。」
『家族…』
真「っ…うん」
嬉しくてたまらないというように笑う私
流石の真琴さんも顔が赤くなっている
『体力作り、お願いします!頑張りますね!』
真「ふふ、うん。頑張ろうね」
Aちゃん頑張ります!
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mini(プロフ) - 大好きな作品です😊ダダ、忍たま乱太郎の愛され見たいです(๑•̀ㅁ•́ฅ✨書いていただけたら嬉しいです。よろしくですm(*_ _)m (2023年1月10日 19時) (レス) @page2 id: 337e076822 (このIDを非表示/違反報告)
りある - シマエナガかわゆい♡目潰れるわ(つд⊂)w (2023年1月3日 17時) (レス) @page13 id: b50d18fce3 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - こうゆう悪女主で愛されが最高に好きです (2022年8月5日 20時) (レス) id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年8月5日 20時) (レス) @page38 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - 好きですこういう主人公!パピ子さん本当に天才だとおもいます。 (2022年6月6日 16時) (レス) @page34 id: 97f5eb0e61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:パピ子 | 作成日時:2021年10月13日 23時